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VRChatのキャッシュ保存先を変更する/キャッシュ専用ドライブを用意する
VRChatのフレンドに、余ったSSDをVRChatのキャッシュ専用ドライブにするといいよ、ということを教えてもらった。
VRChatのキャッシュの最大容量はデフォルトでは30GBに設定されているが、ワールドを読み込んでいるうちにすぐに一杯になってしまう。
キャッシュ専用ドライブを増やし容量を増やすことでワールドが更新されていない場合の読み込みを減らすことが可能である。
VRChatのキャッシュ保存先を変更する方法
VRChatのキャッシュ保存先を変更するには、
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\LocalLow\VRChat\VRChatにconfig.jsonを作成し、そこに内容を記述する。
config.jsonの記述内容については、以下のVRChat公式ドキュメントに解説されている。
config.jsonの記述内容
上記の公式ドキュメントのうち、影響するのは以下である。
- cache_directory: キャッシュの保存先(フルパスで記載)
- cache_size: キャッシュの最大サイズ(ギガバイト単位、30以上で指定)
- cache_expiry_delay: キャッシュ内のファイルの最大保存期間(日数、30以上で指定)
今回筆者は、余った256GBのSSDをPCIe→M.2変換ボード経由で取り付け、ドライブレターをTドライブとしてキャッシュ専用に利用したので、以下のように記述した。
(cache_expiry_delayは指定しなかった)
config.json
{
"cache_directory" : "T:/VRCCache/",
"cache_size" : "230"
}
※cache_sizeを余裕を持って230GBにしているのはガバポイントかもしれない。余裕を持たせる必要ないのかも?
キャッシュ専用ドライブを設ける場合、ようするにインターネット回線よりも早ければよいので、余ったSATA SSDでもよさそうだ。
うちはMAXで200Mbpsしか出ない低速回線しかないので……
以上です。
VRChatのキャッシュ保存先変更についての情報を検索すると、情報があるにはあるのだが、VRChatの公式ドキュメントへのリンクをきちんと貼ったものが上位になかったのでZennに書いた。
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