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個人開発で成功する方法 ~ それは他人のアイデアをパクること

に公開

こんにちはsanmaです。
https://www.youtube.com/watch?v=4SFXi11qIto

Dennis BabychのHow I Code Profitable Apps SOLO (no wasted time / beginner friendly / with AI)の内容が素晴らしかったので今回の記事では内容を日本語訳して要約してシェアしようと思います。

なんのサービスを作るべきか?

動画内では、「絶対に自分のオリジナルのサービスを作るな。サービスは他人のものをパクれ」と言っています。
既存のサービスを真似することで

  1. すでに検証されたアイデアなのでお金を払う人が必ずいる
  2. 「〇〇 代用品」の検索ワードが多いプロダクトは特にチャンス。絶対にそのサービスに満足していない人がいるので一定数のシェアを奪える
  3. 既存のプロダクトを真似することでそのサービスの広告手法を真似できる。そのプロダクトのクリエイティブやキャッチコピーを真似することで自力での検証コストを抑えてマーケティングが可能

これらのメリットがあります。また、これまでDennis氏は何十のプロジェクトを見てきましたが、成功したほとんどのサービスはB向けサービスだそうです。当たり前ですがC向けアプリは絶対に必要なサービスは多くありません。また、趣味に対してお金を払う人も多くありません。
そして、モバイルアプリの成功数はそれらのプロジェクトの中で0だったそうです。

B向けかつ既存のプロダクトの模倣

これが最も再現性が高い成功プロダクトの開発方法だそうです。

どのようにしてプロダクトを探すか

ProductHuntは海外のローンチ前のサービスを宣伝できるサービスです。ここには作成者もしくは第三者がプロダクトを登録して、それらを期間ごとの人気ランキングで確認できます。

ここで年間や月間などで確認し自分が興味があるプロダクトを探すことが検証されたアイデアの模索に有効です。

IndieHackersも同じようなサービスです。
こちらではプロダクトの業界や月間利益ごとのソートが可能です。月間利益は自己申告ですが一定の参考になるとは思います。

日本では近いものはM&Aナビバトンズの成約済み案件が近いです。

アイデアの検証方法

アイデアを思いついた場合、最初にコードを書き始めることは厳禁です。
必ずLPを作成して購買意欲があるユーザーがいるかどうかを確認して、コードを書き始めましょう。
アイデアの検証はコーディングと同じレベルで重要です。
広告はgoogleのリスティングがおすすめです。

私も実際にこの動画を見てLPをgoogleの広告で出してみましたが、クリック単価60-100円程度でした。3万円払って300クリックを獲得したとして、問い合わせが1件も来なければそのアイデアは価値がないと判断できるのでコードを書く前に3万円で検証できると考えれば妥当な金額ですね。
また、動画内ではredditに投稿することが推奨されていましたが、日本人はredditユーザーは多くないので日本ではPRTIMESでプレスリリースを打つことが現実的でしょうか。あちらは月1までなら法人を所有していれば無料なので合同会社を立ち上げるコストと、google広告のコストを比較して検討してみてもいいかもしれません。

技術スタックの選定

広く使われていてフルスタックで枯れた技術を推奨します。
また、下記のスタックに固執する必要性はありませんがプロジェクトごとに技術スタックの選定をコロコロ変えて学習コストを高めないようにしましょう。

  • DB : Postgresql(supabase)
  • フレームワーク : Next
  • デザイン -> TailwindCSSとShadCN
  • メール -> Resend
  • Auth -> Clerk
  • Payment -> Stripe
  • Deployment -> AWS Amplify
  • 分析 -> PostHog

実際に著者は1度完璧にこれらのスタックを真似してプロジェクトを制作しましたが、多くの部分をフレームワークやクラウドに任せることができてコーディング量が少なく非常に良かったです。Nextはページ表示が非常に早く、AIがNextの機能を学習済みなことが多く、コーディングもほとんど手がかからずページの表示も早かったため非常に制作が楽でした。

まとめ

内容をざっくりまとめましたが、記事では書けていない内容も多くあるので元動画の視聴をお勧めします。

また、この動画に感銘を受けて作った新規事業アイデア検証サービスのタメセル事前登録受付中です!
このサービスでは事業アイデアごとにAIでLPの作成とgoogle広告の出稿、問い合わせの確認を行えます。
興味のある方は是非覗いてみてください。

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