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ラビット・チャレンジ レポート 応用数学
第1章:線形代数
1.1 スカラーとベクトルの違い
スカラー
- 普通の数
- +−×÷の演算が可能
- ベクトルに対する係数になれる
ベクトル
- 「大きさ」と「向き」を持つ
- 矢印で図示される
1.2 行列
行列
- スカラーを表にしたもの
- ベクトルを並べたもの(ベクトルのベクトル)
行列の積(例題)
第2章:確率・統計
2.1 確率
頻度確率(客観確率)
- 発生する頻度
- 例:「10本のうち1本だけ当たりのクジを引いて当選する確率を調べたところ、10%であった」という事実
ベイズ確率(主観確率)
- 信念の度合い
- 例:「あなたは40%の確率でインフルエンザです」という診断
2.2 条件付き確率
- ある事象
が与えられた下で、X=x となる確率Y=y
2.3 独立な事象の確率
- お互いの発生には因果関係のない事象
と事象X=x が同時に発生する確率Y=y
2.4 ベイズ則
- 一般的に事象
と事象X=x に対して...Y=y
2.5 確率変数と確率分布
確率変数
- 事象と結び付けられた数値
- 事象そのものを指すと解釈する場合も多い
確率分布
- 事象の発生する確率の分布
- 離散値であれば表に示せる
事象 | 裏が0枚, 表が3枚 |
裏が1枚, 表が3枚 |
裏が2枚, 表が2枚 |
裏が3枚, 表が1枚 |
裏が4枚, 表が0枚 |
---|---|---|---|---|---|
確率変数 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 |
事象が発生した回数 | 75 | 300 | 450 | 300 | 75 |
事象と対応する確率 |
2.6 期待値
- その分布における, 確率変数の 平均の値 or 「ありえそうな」値
事象 |
・・・ | |||
---|---|---|---|---|
確率変数 |
・・・ | |||
確率 |
・・・ |
連続する値なら・・・
2.7 分散と共分散
分散
- データの散らばり具合
- データの各々の値が,期待値からどれだけズレているのか平均したもの
共分散
- 2つのデータ系列の傾向の違い
- 正の値を取れば似た傾向
- 負の値を取れば逆の傾向
- ゼロを取れば関係性に乏しい
2.8 標準偏差
分散は2乗してしまっているので, 元のデータと単位が違う
→ 2乗することの逆計算(平方根を求める)をすれば元の単位の戻る
2.9 様々な確率分布
ベルヌーイ分布
- コイントスのイメージ
- 裏と表で出る割合が等しくなくとも扱える
マルチヌーイ分布
- さいころを転がすイメージ
- 各面の出る割合が等しくなくとも扱える
二項分布
- ベルヌーイ分布の多試行版
ガウス分布
- 釣鐘型の連続分布
第3章:情報理論
3.1 自己情報量
- 対数の底が2のとき, 単位はビット(bit)
- 対数の底がネイピアの
のとき, 単位は(nat)e
3.2 シャノンエントロピー
- 微分エントロピーともいうが, 微分しているわけではない
- 自己情報量の期待値
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