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「カイゼン・ジャーニー」から学んだこと。

2019/04/13に公開約1,500字

概要

  • 著作: カイゼン・ジャーニー たった 1 人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
  • 著者: ** 市谷 聡啓 / 新井 剛**
  • 著者経歴:
    • 市谷 聡啓 (@papanda)
      ギルドワークス株式会社 代表取締役 / 株式会社エナジャイル 代表取締役
      プログラマーからキャリアをスタートし、Sler でのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、ギルドワークスを立ち上げる。
    • 新井 剛 (@araratakeshi)
      株式会社ヴァル研究所 開発部 部長 / 株式会社エナジャイル COO
      Java コンポーネントのプロダクトマネージャー、緊急地震速報アプリケーション開発、駅すぱあとミドルエンジン開発などを経て、現在はアジャイルコーチ、カイゼンコーチ、ファシリテーター、ワークショップ等で組織開発を実施中。

要約

私たちは、みなさんがいる場所「ソフトウェア開発の現場」をより良い方向へと変えていくための方法を、この本を通じて届けたいと思っています。

ソフトウェア開発のストーリーベースに、開発チームが直面した問題とそれに対する具体的な解決策を提示する。より良いチーム開発をするためにアジャイルやスクラムの Tips を活用する。また、より良いモノづくりをするためにユーザストーリーやバリューストリームマップなどのフレームワークを活用する。

面白かった章とその理由

第3部 みんなを巻き込む

発注者と受注者、事業と開発、チームとチーム、チーム内のメンバー同士の間、至るところに「境界」は簡単にできる。僕は、「境界」をつくり、そこで攻防するような開発ではなく、境界に自分から踏み込んでいく「越境」を選びたいと思う。

ドラッカー風エクササイズや Working Agreement、ファイブフィンガー、星取表、むきなおり、リファインメントといったフレームワークを活用方法を知ることができ、これらを活用することでチームの生産性を向上させたりチームの期待をマネジメントしたりすることができることを学びました。

また、 「越境」 という、さまざまな境界を乗り越え周囲の人を巻き込むという考え方を学ぶことができ、自分をひと回り成長させるためのきっかけを得ることができたと感じています。

読むタイミング次第で感じ方や得られるものが違うと思うので、今後も壁にぶつかった時やモチベーションを高めたい時など定期的に読みたい本です。

仕事に活かせそうな知識、活かせそうな状況と活かし方

  • 社外のコミュニティと積極的に交流する(外の考え方に触れ、今の考え方に捉われない)
  • なぜその仕事をするのか、背景や目的は何なのか考えてから取り組む
  • まずはやってみる
  • インセプションデッキを作成してプロジェクトの向かいたい先や制約を明らかにする
  • Working Agreement を作成してチームの生産性を高める
  • ドラッカー風エクササイズを実施して自分と周囲の期待値をすり合わせる

Facebook でコメントいただきました!

ありがとうございます!

https://www.facebook.com/kaizenjourney.jp/posts/2495075277218263

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