AWSを始めるなら読んでおきたい資料集
AWS を始めるなら読んでおきたい初学者向けの資料をまとめてみました。
まず確認するべきは各サービスのドキュメントページやチュートリアルだと思いますので、それ以外の資料を紹介します。
ドキュメントページの中でもおすすめなのは FAQ で、そのサービスの概要や他のサービスとの違いが端的にまとまっているので概要だけ掴みたいというときによいかもしれません。
個人的にも AWS を学習する上でとてもお世話になった資料群です。参考になれば幸いです。
AWS 公式資料
AWS クラウドサービス活用資料集
AWS Black Belt Online Seminar というアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社が主催するオンラインセミナーがあります。製品・サービス別、ソリューション別、業種別などのテーマ別でそのテーマのスペシャリストが各回 1 時間で講義してくれます。事前申し込みをすれば無料でライブ聴講ができます。また、講義後はスライド・PDF・動画で公開してくれます。上記のリンクはその資料がまとまっているページです。
初心者向けから中上級者向けのセミナーまで多種多様なセミナーがあります。「AWS re:Invent 2018 アップデート速報」なんていうテーマもあるので情報のキャッチアップを助けてくれます。
AWS Well-Architected Framework
AWS Well-Architected Framework とは、AWS(クラウド)におけるシステム設計・運用の大局的な考え方をまとめたもので、AWS と AWS のユーザーが多くの経験から培ったベストプラクティス集です。クラウドを利用したインフラ構築に必要な高可用性/コスト効率/耐障害性/スケーリングなどの概念を学ぶことができます。
書籍
AWS は頻繁にアップデートが行われているため、書籍の情報は陳腐化します。実際、書籍のキャプチャは現在の UI とは異なる部分があります。しかし、体系的な学習ができるので 1 冊は読んでおくべきだと思います。
Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築
WordPress でのブログ構築を通じてネットワーク・サーバー・NAT などを実際に手を動かしながら構築していきます。写真や図が豊富ですし、基礎的な用語の解説もあるので一つ一つ理解しながら進めることができます。
Amazon Web Services ネットワーク入門
こちらも WordPress でのブログ構築を通じて実際に手を動かしながら学習していくスタイルの本です。上記の書籍よりもさらにとっつきやすい本だと思います。
AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト
おそらく日本語で唯一の認定試験向けの書籍です。認定試験で問われる「いかに AWS の各種サービスや特徴を活用し、可用性が高く、コスト効率に優れたシステムを設計・構築するか」に重点を置いて AWS の用語や設計思想、代表的なサービスを紹介してくれます。章末問題が用意されているのでアウトプットしながら学習を進められます。
ブログ
Amazon Web Services ブログ
公式ブログです。基本的にはサービスアップデートや新サービスリリースの情報が投稿されます。たまにサービスの活用事例のブログも投稿されるので面白いです。例えば、最近だと「AWS Fargate を使用してサーバーレスの Twitter リーダーを構築する」のようなブログです。公式ブログなのでウォッチしておいて損はないかと思います。
Developers.IO
AWS といえばクラスメソッド。クラスメソッドといえば AWS といっても過言ではないでしょう。上記リンクはクラスメソッドさんの AWS カテゴリのページです。新サービスのいち早い試行や AWS に関するノウハウなどを共有してくれます。
Discussion