iPhoneの解析データからバッテリーのサイクル数・実測mAhを取り出して“推移をグラフ化”する:MochiLog
こんなモヤモヤありませんか?
iPhoneの「バッテリーの状態」画面を見て、
- 「最大容量 90%」って ざっくりしすぎて不安
- もっと細かい 実測値(mAh) が知りたい
- 半年前 / 1年前と比べて、どれくらい劣化したか グラフで見たい
…というものです。
ショートカット等で解析する方法もありますが、たいていは その瞬間の数字が出るだけ で、
過去との比較(推移) ができません。
推移が分からないと、「劣化が速いのか/普通なのか」が判断できない。
そこで、iPhoneの 解析データ(Analytics Data) を取り込んで
バッテリー詳細を可視化・記録できるアプリ を個人開発しました。
▼ ダウンロード(App Store)
作ったもの:MochiLog(モチログ)
iPhone / iPad の解析ログをインポートするだけで、バッテリーデータを抽出して 一覧&グラフ で見られます。
| データ一覧 | グラフ表示 |
|---|---|
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できること
1) 設定アプリには出ない詳細データを表示
- 充電サイクル回数
- 実測容量(mAh)
- 設計容量との比較
- 端末温度 / 電圧 など(ログに含まれる範囲)

2) 劣化推移をグラフ化
ログを複数回分取り込むことで、
「いつ・どのタイミングで・どれくらい劣化したか」を追えます。
3) プライバシー(ローカル完結)
ログ解析は 端末内だけ で完結します。
外部サーバーへログを送信することはありません。
使い方
「試すまでが面倒」だと続かないので、手順はなるべく短くしました。
- iPhoneで「解析データ」を用意(設定アプリから)
- 解析データ(ファイル)を共有 → MochiLogへインポート
- 一覧とグラフで確認(以後、取り込んだ分だけ履歴が増える)
初回で迷わせない:PIPチュートリアル
解析データの場所は、慣れていないと意外と迷います。
MochiLogでは、設定アプリを開いたまま手順を確認できる PIPチュートリアル を用意しました。
- 設定アプリを開きながら、手順を小窓で確認できる
- 画面を行ったり来たりしなくて済むので、初回の導入がスムーズ

解析データの場所(迷う人向け)
一般的には以下の導線にあります(iOSバージョンで文言は多少変わります)。
- 設定 → プライバシーとセキュリティ → 解析と改善 → 解析データ
ファイル名は Analytics-yyyy-mm-dd.ips のような形式です。
ショートカット解析と何が違うの?
自分も元々はショートカットで見ていましたが以下のような問題がありました。。
- その場の数値 は見えても、推移 が残らない
- 大きいログだとテキスト処理が重くなりがち
MochiLogは、一度取り込めば アプリ内に蓄積 されるので、
「半年に一回」ではなく 日常的にチェックする習慣 を作るのが狙いです。
なぜ作ったのか(動機)
バッテリーって、体感の不安が先に来ます。
- 減りが早い気がする
- 中古端末の状態をちゃんと把握したい
- でも「%」だけだと確信が持てない
なら、数字(mAh)と推移(グラフ) に落とし込んで判断できるようにしよう、という発想です。
開発メモ(技術スタック / 1週間開発の中身)
技術スタック
- Swift / SwiftUI(一部UIKit)
- グラフ:Swift Charts
- データ保存:SwiftData
- アーキテクチャ:MVVM
可視化(Swift Charts)
「見ていて楽しいUI」になるよう、グラフの遷移や触り心地を意識しました。
ログ解析ロジックの移植と最適化
Analytics-*.ips は巨大テキストになりがちなので、必要な部分だけを抽出する処理が肝です。
以前作っていたショートカットのロジックをベースに、Swiftへ移植し、処理フローを最適化しました。
(端末やログサイズによりますが、体感でかなりサクサクになります)
開発体制
AntigravityとCopilotを併用し、
「大枠を作る → 細部を詰める」の分業で1週間程度で形にしました。
更に詳細が知りたい!と思った方はぜひコメントをお待ちしています!
リクエストがあった場合は別記事で詳細を投稿します。
今後追加したい機能(予定)
- Apple Watchでのログ表示
- PC経由での解析データを全自動インポート
- UI改善
おわりに
バッテリーの減りが気になっている方、中古端末を買う/売る前に状態を把握したい方は、
一度ログを取り込んでみてください。自分のiPhoneの「健康診断」 がしやすくなるはずです。
▼ ダウンロード(App Store)
▼ ソースコード(GitHub)
フィードバックや「こんな機能がほしい」があれば、この記事のコメントやアプリ内のお問い合わせフォームで教えてください。
(個人開発なので、反応があると追加開発の優先度が上がります)


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