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価値観を "しないこと" で表すと、動きやすくなる気がした

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最近、「No No Girls」というオーディション番組を観ていた。内容もおもしろかったけれど、特に印象に残ったのは、このオーディションのプロデューサーであるちゃんみなが掲げた3つの「No」だった。

・No FAKE(本物であれ)
・No LAZE(誰よりも一生懸命であれ)
・No HATE(自分に中指を立てるな)

どれも少し強めなのに、不思議と前向きで、すっと入ってくるのがよかった。

この3つを見て、ふと自分が働いているヤマップのバリューを思い出した。「EXPLORE(冒険しよう)」「GENEROUS(優しくあろう)」「INSPIRING(楽しもう)」というもの。方向性としては似ていると思うが、少し抽象的に感じることもあって、実際の行動に落とし込むのが難しいときもある。

そこで試しに、AIの力を借りて、ヤマップのバリューを「No」で始まる否定表現に言い換えてみた。

・EXPLORE → No FEAR(恐れず進め)
・GENEROUS → No WALLS(隔たりなくあれ)
・INSPIRING → No LIMIT(枠を超えろ)

こうしてみると、言葉がぐっと具体的になった気がする。なにか迷ったときに「これはNo FEARか?」と自分に問いかけやすい。否定の形にすると、やるべきことというより、「やめるべきこと」がはっきりする。結果として、行動の指針としても使いやすくなるように思った。

もちろん、元のバリューが伝えたいことをすべてカバーできているわけではない。けれど、「どう体現するか」という最初の一歩としては、悪くない方向だと感じている。

否定形で考えるのは、ちょっと意外だったけど便利だ。余計なことを削ぎ落として、何をしないかを決めるだけで、自分のスタンスが見えてくる感じがする。これは他の場面でも使えそうだなと思った。

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