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意外な失敗が教えてくれた、Unity初心者が知るべき「独自の学び方」

2025/01/03に公開

意外な失敗が教えてくれた、Unity初心者が知るべき「独自の学び方」

ゲーム開発の世界に足を踏み入れると、華やかな成功事例ばかりが目に入りがちです。とくにUnityなら、初心者でも簡単にゲームを作れる──そんなイメージを持って始めた方も多いでしょう。しかし実際は、トライ&エラーの繰り返しで、予想外のエラーに悩まされることもしばしば。本記事では筆者自身の体験を交えつつ、Unity初心者が「他人と同じ失敗」を繰り返さずに、自分なりの強みを活かして学んでいくためのヒントを考えてみます。

「みんな同じやり方で躓く」落とし穴

Unityを触り始めると、YouTubeやブログ、公式ドキュメントなど、参考資料は豊富に存在します。しかし、それだけに「みんなが辿る道」をそのまま踏襲しても、意外と自分のやりたいことに直結しないケースがあります。

  • チュートリアルどおりに進めたが、自分が作りたいゲームとは全然違う方向へ進んでしまった
  • サンプルをコピペすると動くけど、改造しようとするとエラーが大量発生
  • 一度エラーにはまると、同じ公式フォーラムの回答を行き来して解決まで時間がかかる

これらは「みんなが同じ問題に直面し、同じ失敗パターンを踏んでいる」一面を表しています。もちろん一般的な学習フローを真似るのは悪いことではありませんが、最終的には「自分だけのやり方」を確立する必要があります。

Unity初心者が独自の強みを見つけるメリット

"他人と同じ勉強法"を追うだけでは、差別化も自己成長もうまく進まない。

Unityの魅力は、2Dや3DのゲームだけでなくVRやAR、ツール開発まで多岐にわたる点にあります。だからこそ、最初の一歩で挫折しないためには「自分が興味を持てる分野や得意分野」を早めに発見し、それを軸に学んでいくことが重要になります。

  • 継続力の向上: 好きなジャンルなら、失敗してもモチベーションを失いにくい
  • 差別化のしやすさ: 興味分野に絞って試行錯誤すると、すでに豊富なノウハウがある分野より新しいアイデアが生まれやすい
  • エラーやトラブルへの"納得感": 自分が作りたいものに直結しているので、解決までの道のりを自分事として捉えられる

たとえば「VRゲームを作りたい」というモチベーションがあれば、最初からVR向けのチュートリアルやハンドトラッキング、物理演算に力を入れるはずです。この方が、2Dのプラットフォーマーを延々と学ぶより合理的かもしれません。

体験談:思わぬ苦戦が示してくれた"遠回りの価値"

筆者自身も、Unityを触り始めた頃は「とにかくサンプルを真似るだけ」でプロトタイプを量産していました。2Dのシューティング、3Dの迷路、オンライン連携…手当たり次第にプロジェクトを立ち上げては途中で飽きて放置を繰り返す。そんな状況が半年ほど続いたのです。

  • 飽きる原因: 自分のやりたいことが不明確で、他人のやり方を辿るだけ
  • トラブル増加: プロジェクトごとにエラーが起きるが、"理由のわからないコピペ"をしたせいで収拾がつかない
  • 自分の強みがない: 周りと同じように学んでいるため、「これは自分だけが作れる」という軸がなかった

ところが、あるとき「VRでホラーゲームを作りたい」という具体的なビジョンができた瞬間、学び方が変わりました。VRとホラーという2つのキーワードが加わるだけで、オーディオや視野角、インタラクションの方法など学ぶべき要素がはっきりし、プロジェクトのモチベーションが途切れなくなったのです。

他人と同じように学ばないための3つのポイント

1. "何を作りたいか"を最優先で明確化する

「とりあえずチュートリアルを何個かこなしておく」は無駄ではありませんが、そこにゴールや興味がなければ途中で飽きる可能性大。自分が"ワクワクする"テーマを絞って学ぶ方が、結果的には吸収が早いでしょう。

2. エラーを自分事に結びつける

他人が投稿したフォーラムのエラー解消を眺めるのではなく、自分のプロジェクトに関係するエラーをこつこつ解消する方が力が付きやすいです。Debug.Logを仕込んで"自分で仮説を立ててみる"という試行錯誤が成長の鍵です。

3. 既存の参考書やブログを鵜呑みにしない

解説資料や動画チュートリアルは確かに手軽ですが、「なぜそのコードを書いているのか」を考えずに真似していると、後々カスタマイズできなくなります。ある程度理解できたら、いったん自分なりに書き換えてみるなど、自主的な工夫をすると差がつきます。

具体的な行動に移すためには

  • 小さいゴールを設定: たとえば「VRでシンプルなホラーデモを作る」「2Dでパズルの雛形を作る」といった形で、小規模プロジェクトを短期で仕上げる
  • 失敗談を共有できる仲間を見つける: 同じUnity初心者が集まるコミュニティでエラーの原因や学習方法を話し合うと、視野が広がる
  • 自分だけのスキルセットを意識: たとえば"絵が描ける"人はアート面を強化し、"数学が得意"なら物理挙動に凝るなど、得意を活かす

"みんながやっている"方法でスキルを身につけても、下手をすれば埋もれてしまいます。もちろん基本的な文法やユニットテストのやり方など共通部分もありますが、独自の方向性を追求する方が、結果的に大きく成長する可能性が高いのです。

まとめ:同じ失敗を繰り返さない"独自の道"を歩もう

Unity初心者として学び始める際、最初はどうしても"みんなと同じ失敗"をすることが多いでしょう。それ自体は悪いことではありませんが、その先にある「自分ならではの強み」を発揮するタイミングを見逃さないでください。やりたいジャンルを見つけ、トラブルに真正面から向き合い、他人の解説を鵜呑みにせず試行錯誤を繰り返す──そうすることで、周囲と差別化したゲーム開発者へと成長できるはずです。

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