EclipseでのEGit使用時にpushできなくなった際の対処法
はじめに
Github上にリモートリポジトリを配置して、EclipseにてEGitを用いることが前提となります。
GithubあるいはEclipseの情報を更新したことが原因で、ユーザ名とパスワードが合致しない状況になったとき、ログインに失敗してpushやpullができなくなる場合があります。
ここでは、GithubおよびEclipse側の設定を再確認、修正することで、正常にpush等の操作を可能にする方法を記載します。
Github上での対処法
Githubの仕様にて、Githubログイン時のパスワードではpush等の操作ができません。
これらの操作を許可するためには、アクセストークンを使用する必要があります。
アクセストークンを作成するには、右上のアカウント→Settingを選択します。Developer Settingsをクリックします。
Settings画面が表示されますので、画面左側の項目のうち、一番下の項目であるDeveloper Settingsを選択します。
すると、Developer Settings画面が表示されるため、Personal access tokens→Tokens(classic)を選択します。
Personal access tokens(classic)では、Egitで必要となる認証情報を作成できます。
ここでは、右上のGenerate new token→Generate new token(classic)を選択してください。
作成画面では、以下の項目を設定してください。
Note : 複数のアクセストークンを作成する可能性を考慮して、判別できる名前をつけましょう。
Expiration : 既定値は30日です。用途に合わせて期間を調整してください。
Select scopes : Egit上で基本的な操作をするためにはrepoが必要です。その他のオプションは用途に合わせて選択してください。
作成が完了すれば、Githubで行う作業は以上となります。
Eclipse上での対処法
Githubへのpush時にアカウント認証が要求されず失敗する場合、セキュアストレージの値を一度削除する必要があります。
または、EGitでのリモート→origin→プッシュアイコンを右クリックして、証明書の変更...をクリックします。
Githubの認証情報を再度入力することで、正常にpushやpullができるようになります。
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