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AIを使って364PのTRPGのルルブを翻訳してみる

に公開

きっかけ:一人でTRPGがしたい

LLMを使って一人でTRPGできないか考えてたんです(TRPG経験はほぼゼロですが)。

まず必要なのは、オープンソースでソフトウェアに組み込んでも問題ないルールブック。探してみたら、ありました。

D&D SRD 5.2という神リソース

SRD 5.2は、あの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の基本ルールを無料公開している公式文書。2025年4月リリースの最新版で、**Creative Commons(CC-BY-4.0)**ライセンスにより誰でも自由に利用可能。自作シナリオやサプリメントの販売もOKという太っ腹仕様です。

公式サイト: https://www.dndbeyond.com/srd

360ページのPDFと格闘した記録

英語の文書を日本語にしつつ、構造を保ってLLMが理解しやすい形式(今回はMarkdown)にする必要がありました。360ページのPDFを効率的に変換する方法を探して、いろいろ試行錯誤した結果をまとめます。

試した方法と結果

Claude Code

  • PDFを分割すれば読み込み可能
  • ただしファイル間の関連性や文脈理解が弱く、項目ごとに変換してもハルシネーションが多発

Devin

  • PDF丸ごと読み込みはできた
  • 構造理解が弱く(プロンプトの問題かも)、PDFの構造を保った変換ができず

MarkItDown

  • 一度構造化してから翻訳する作戦
  • 構造化された形式の可読性が低くて断念

結局たどり着いた泥臭い方法

Claude Desktopに数ページずつ投げ込むという原始的な方法が、意外にも最強でした。構造を保ったまま、日本語も自然に翻訳してくれます。

プロジェクトナレッジが神だった件

ここで威力を発揮したのがプロジェクト機能プロジェクトナレッジ

翻訳済みのMDファイルをどんどん投げ込んで、特に用語一覧的なMDをプロジェクトナレッジに設定。これを意識して翻訳させるようプロンプトを書いたら、用語の一貫性がぐっと向上しました。

基本的にアーティファクトで出力→プロジェクトに追加を繰り返して、約360ページの翻訳がスムーズに完了。

pdfの変換後のmdファイルをすべて突っ込んでもこの容量

実践的なTips

Claude Desktopで快適に作業するための制限値(体感):

  • ファイルサイズ: 360KB前後が上限
  • アーティファクト: MDなら50KBくらいが限界

同じようなことをする人は参考にしてみてください。

成果物を公開します

今回変換したデータはGitHubで公開中です:
https://github.com/Riti0208/dnd-5e-srd-japanese

ライセンスを守って、ぜひ活用してください。TRPGのフリールールを拡張するのって、Gitのフォークと相性良さそうですよね。

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