🏄‍♀️

【Web系SES】エンジニアのプロジェクト生き残り戦略

2022/11/15に公開約2,600字

この記事は?

正社員、業務委託契約、アルバイトそれぞれで7つの会社での開発を経験してきた著者による、プロジェクトで生き残る方法についての考察記事です。なお、筆者は副業やフリーランスとしての活動を含めると業務委託での経験の方が数としては豊富なので、今回はより母体数の大きそうなSES(業務委託)エンジニアを意識して書きました。生き残るどころかプロジェクトで大活躍できれば最高ですが、まずは足切りにならないように守備を固めつつ、徐々に攻める形がいいでしょう。

正社員と業務委託契約(SES)との違い

正社員の場合、長期的な成長まで見て社内配属を判断する会社が多い傾向にあります。一方、業務委託の場合、短期、中期で実力を発揮できるエンジニアが入ることが多いため、長期育成というよりは即戦力が求められる。ある意味正社員よりも生き残る敷居は高く、できなければ現場から追い出される。なので、現場に入ってからキャッチアップすると言うよりは、面接などの事前情報で使用技術やプロジェクトの内容についてできるだけ聞いておき、現場に入る前から前もって各技術を勉強しておくことで、生き残る確率ないし活躍できる確率を高めることができそうです。

プロジェクトに入る前にやること

2〜1ヶ月前など、人によって取れる時間は違いそうですが、総じてやっておくとよさそうなことは技術の事前学習だと考えています。プロジェクトで使っている技術を知れば知るほど、スムーズに仕事を進めることができるようになってくるでしょう。また、プロジェクトに入ってから勉強する時間は少なくなるので、やっておけばやっておくほど後の自分の助けにもなる。

・事前にプロジェクトでの使用技術を確認しておき、未経験や苦手意識のある技術を潰す。たとえば、GraphQLがわからないなら、記事で調べたり公式を読み何か動くものを作ってみると良い。
・現場でまず最優先されることは、手を動かしてプロダクトを作ることであって、知識だけ発揮すると言うより、技能を発揮することになります。なので、プロジェクトに前もって大事なことは、手を動かして実際に何か作ってみること。色々な本や記事を読み漁ったものの、すぐに手を動かしてモノを作れない、といった状態でプロジェクトに突入することはできるだけ避けたい。

プロジェクトで生き残る方法

企業はエンジニアがバリューを発揮することの対価として給与を支払っているので、生き残る方法は換言すれば、エンジニアとしてバリューを発揮すると言えるでしょう。技術力はもっているだけではなく、発揮してバリューになることを意識しつつスピーディにやっていくと良いです。

全体像の把握

・まずは全体像を把握しよう。フロントエンド、バックエンド、インフラ各レポジトリのコードやReadMeをざっとみして全体像を把握する。
・どんな目的で、プロジェクトが走っているのか?顧客が何を求めているのかを理解する。スピード重視のフェーズなのに、開発でモタモタしすぎるとプロジェクトにコミットすることが難しい。
・システム構成図、ER図、要件定義書、などできるだけドキュメントは読んで事前知識を得たい。
・プロジェクトにはどんなメンバーがいて、どんな議論をしてきたのか?Slackの過去の発言をざっと見してメンバーの価値観や発言傾向、能力感、メンバー間の連携などを把握しておく。Notionなどにあるドキュメントも目を通して事前情報を得る。

プロジェクト初期

・プロジェクトはどんな雰囲気なのか?メンバー同士大した会話がなく淡々とやっている感じだとコミュニケーションには苦労する可能性があるので注意。
・自分が任されているロールで結果を発揮できそうかどうか?もし発揮できそうにないなら、なぜ発揮できないのかを考え、もし技術的に抜けがあったりする場合は早め早めに埋めていこう。よく議論はされるが、よっぽど実務の時間内ですべて理解できるほど頭のよくないかぎりWeb系の場合とくにジュニア層はプライベートでの勉強は必要な印象。
・まずはギブ優先。入って1、2ヶ月でチームのメンバーからの印象が決まると思った方がよく、この期間に心象を損ねると挽回は難しいのでまずはスタート期間はかなり力を入れた方が良い。

プロジェクト中期以降

・結果を出しつつメンバーに認められてきたら、自分がしたいタスクなどを相談するといい。
・あまりに空気が悪かったり、粘っても実力差がありすぎてどうしようもない場合は、最悪プロジェクトを抜けることも早めに検討する。経験上、ミーティングで顔出ししないプロジェクトはやばいことがおおい。なお、プロジェクトを予告なく急に抜けたりするのは契約や採用側にとってコストがあるので早めに相談したり、短期で抜けまくるようなことはエンジニアの心象的に避けたい。
・プロジェクトの技術力の難易度や、雰囲気の良し悪しなどを総合して現場でやっていく難度を査定する。色々な戦略を練りつつ、難易度を減らし攻略していく。
・スキルが身について長く入れそうな場合は、裁量も大きくなって大きなタスクをできるようになったりするので長く入れば良いが、3ヶ月目以降は中弛みしがちなので注意したい。
・仕事がない場合PLに促したり、有益になりそうな部分の開発を提案したりすれば良いが、あまりにもない場合現場でバリュー発揮するのは難しくなるので、プロジェクト換えも検討したい。
・軌道に乗ってきたら、徐々に自分の活動分野を拡大していく。PLをやってみたり、他分野もやったりすることで活躍できる分野を増やし存在感を増していく。

まとめ

・ プロジェクト入りする前の事前学習が後の自分を救う。未経験分野や、難易度が高そうなプロジェクトの場合、とにかく事前に対策しておいた方が良い。
・ 生き残り(守り)と攻めの姿勢でバリューを出していく。まずは与えられたタスクを確実にこなしつつ、徐々に活動範囲を拡大していくのがよさそう。

自分なりの仕事の仕方を確立するまでは大変で、ことリモートワークだと他のエンジニアの働き方が見えづらく、できる先輩から学んで真似もしにくいですが、プロフェッショナルとしてうまく自分をコントロール(セルフモニタリング)をしつつ結果を出していきたいところです。

Discussion

ログインするとコメントできます