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WindowsでのPython環境準備メモ

2025/03/03に公開

一応、数種のLLMと相談した結果、以下の環境(miniconda)を選ぶことにした。

pythonを使った、DeepLearning、機械学習、webサービス、excel操作、LLMとRAGの構築などをTGTとして、これを1台のPCでまとめる為に環境変数や環境設定をして使い分ける前提でどの環境を選ぶか?venv、docker、Miniconda、Virtualenv、Pyenvを比較させました。ポイントは、ライセンス形態(無料の条件を優先)、導入の容易さ、処理負荷、拡張性、メモリ消費にしています。
結果として中規模企業で有料だったり、リソースの消費が大きかったりするのを良しと出来るならDocker。しかし、今回はこれがネックになり、次点のMinicondaを選びました。

Minicondaを選んだので、Python Pkg管理も自動的にcondaになります。
ただし、condaのリポジトリにない場合は、pipも補助的に使います。

ライブラリの実行スピードや種類の豊富さから、普通はAnacondaを選びますが、今回はライセンスの問題で我慢してcondaを選んでいます。ただ、condaを選ぶだけでライセンスの問題を解決できるわけではなさそう。
https://datachemeng.com/post-4358/

そこで、以下の手順をとります。

1.Minicondaのインストール
 例えば、https://www.anaconda.com/download/success
 から、Miniconda Instrallersを使い、64-Bit Graphical Installerを選択。
 インストール先はデフォルト。

2.ライブラリインストールの肝
 cmdを管理者として実行する。
 cd c:\ProgramData\miniconda3\condabin
して、listをとるとインストール済みライブラリの確認ができる。
 conda list
目当てのものが入っていなければ追加インストールする。
例えば以下、
 conda install numpy pandas scipy matplotlib seborn scikit-learn lightgbm jupyter notebook -c conda-forge --override-channels
 ここで、リポジトリをconda-forge指定することと、override-channelsすることが、
ライセンスを守る肝。

3.jupyter-notebookを入れる
c:\ProgramData\miniconda3\Scripts\jupyter-notebook.exe
をスタートにピン止めしておくとよい。

c:\ProgramData\miniconda3\Scripts>jupyter-notebook --generate-config
すると、notebookの設定ファイルができる。

c:\Users\ユーザー名.jupyter\pupyter_notebook_config.py
の中にc.NotebookApp.notebook_dir='c:/'
を加えるか、またはコメントアウトを解除してからjupyterを再起動すると、
自由に使えるようになる。

4.Windows環境変数
 いちいち、Dirを降りるのが嫌な人(皆さん)は、ユーザー環境変数を追加変更しておく。
いまだにDOSと同じ作業が必要。
...uhmm...ラジ館7F8FのBit-INNとか、反対側の日立のLevel3とかを思い出す。

%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps;
c:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs;
c:\ProgramData\miniconda3
c:\ProgramData\miniconda3\Scripsts
c:\ProgramData\miniconda3\Library\bin

とかにしておく。

ではでは。

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