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Mac で JMeter の自己証明書を作って設定する

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はじめに

Mac に JMeter をインストールして HTTP プロキシサーバを使うときに自己証明書を設定する必要があったのでやってみました!

自己証明書の作成手順

JMeter は homebrew ですでにインストールしてある前提です。
JMeter を起動して「Test Plan」を右クリック、「Add」、「Threads(Users)」、「Thread Group」を選択して Thread Group を追加します。

次に「Test Plan」を右クリック、「Add」、「Non-Test Elements」、「HTTP(S) Test Script Recoder」を選択して「HTTP(S) Test Script Recoder」を追加します。

「HTTP(S) Test Script Recoder」の「Test Plan Creation」タブの「Target Controller」で先ほど作成した「Test Plan > Thread Group」を選択します。

「Start」ボタンをクリック

自己証明書が作成されたメッセージが表示されます。

自己証明書が作成できたので「Stop」します。

これで自己証明書が作成されました。
自己証明書は次の場所に作成されていました。

/opt/homebrew/Cellar/jmeter/5.6.3/libexec/bin/ApacheJMeterTemporaryRootCA.crt 

自己証明書の設定手順

次に作成した自己証明書を PC へインストールします。
Finder で 「ApacheJMeterTemporaryRootCA.crt」をダブルクリックします。
ちなみ にFinder の開き方はターミナルで次のコマンドを実行すればOKです。

cd /opt/homebrew/Cellar/jmeter/5.6.3/libexec/bin
open .

キーチェーンアクセスの画面が表示されるので該当する証明書をダブルクリックします。

証明書の情報が表示されるので「信頼」のトグルを開いて「この証明書を使用するとき」のプルダウンで「常に信頼」を選択します。

ウィンドウを閉じるときに mac のパスワードが求められます。パスワードを入力すると「この証明書はこのアカウントにとって信頼されているものとして指定されています」に表示が変わります。

これで自己証明書の設定は完了です。

あとは Chrome で以下のようにプロキシの設定をしてから JMeter の 「HTTP(S) Test Script Recoder」で「Start」ボタンを押してブラウザを操作すれば OK です!
※ JMeter で ポート 8888 に設定している場合です

さいごに

実際にやってみたときには証明書がどこに書き出されたのかわからずちょっと手こずりました😅
また mac の OS のバージョンによってプロキシ設定の画面が変わっていたりして手間取りました🫠
今から設定する人の参考になれば幸いです!

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