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【イベントレポート】Scrum Fest Niigata 2025に参加してきました!

に公開

はじめに

こんにちは。令和トラベルのエンジニアリングマネージャー、QAグループマネージャーの miisan です!

2025年5月9日(金)〜10日(土)に新潟で開催された「Scrum Fest Niigata 2025」に初めて参加してきました!
現地でお話しさせていただいた皆様、運営の皆様、ありがとうございました!

この記事では、今回のカンファレンスにおいて印象に残った内容や、会場での様子を交えてイベント内容を振り返りたいと思います。

Scrum Fest Niigata 2025

カンファレンス概要

▲ 出典:Scrum Fest Niigata 2025 Concept

タイムテーブル

イベントは合計2日間にわたって開催され、Day1は午後から、Day2は朝から1日かけ、会場で多くのセッションが行われました。
当日のタイムテーブルの詳細はこちら

イベント当日の様子


お出迎え🙌

今回私はScrum Fest Niigataに初めて参加したのですが、初日のオープニングトークが印象的でした。最初の話の通り、最初から最後まで"新潟"という地に集まってギャザリングする価値みたいなものを感じることのできた2日間でした。

またテストや品質以外にも、コミュニケーションやメンタルヘルス、コミュニケーションと関係性など、多様なテーマに富んだ発表はどれも興味深かったです。

Day1


オープニングトークの様子


参加者向けにカンファレンスを最大限楽しむコツを教えてもらいました!


「境界を超えるエンジニアリング」。多様なキャリア変遷と越境の仕方が刺激的でした

この日の最後は、ネットワーキングの時間もあり、たくさんの方々とお話しさせていただくことができました。
過去に自分が登壇した時のセッションに関するお話や、今私が抱えている課題や悩みなどをフランクに相談することができて、とても貴重な時間となりました!

Day2


17年のQAのキャリアを終わらせて、スクラムマスターのレベルを2.0弱にアップさせる話


プロダクトの価値を有効的に実証するテストについての考察

朝からセッションやワークショップが多く続く1日でした。
私が参加したセッションでは、QAエンジニアのキャリアや、チームと向き合い続けていくことの重要性、プロダクトの価値につながるテストの考え方など、当事者意識を強く持てるようなセッションを聞くことができました。

印象に残ったセッション

「ふりかえり手法を試そう!」で始めるギャザリング体験~初めましての人あつまれ!~

今回私は初めてワークショップなるものに参加してみました!
ワークショップの参加はハードル高いな...と思ってきたのですが、その場でしか体感できない体験や学びを得られそうと直感し、参加してみました。
このワークショップでは、ディスカッショングループを何度もシャッフルし、その度に新しい出会いが生まれ、対話が創造されていました。
初めましての方たちがたくさんいましたが、「振り返り」という共通テーマで対話することができたおかげで、色々な視点や気づきを新しい出会いから得ることができました。

振り返り手法についてもほとんど実践経験のないものばかりで、発見も多かったです。

  • デイリーハッスル

    日々感じている不愉快な出来事や不安感などを出していくフレームワーク。「睡眠・健康障害」「ストレス発散方法の模索」などが出てきましたが、それらに対して解決策をチームで議論しました。健康第一だと改めて思いました。笑

  • 熱気球

    まず最初にチームみんなで気球を書き出すところから始まります。その後、自分たちをモチベートする上昇要素と逆に重りになってしまう要素を気球の絵に沿って書き出していきます。
    絵を描いていく工程含め、チームビルディング的な要素も含まれており、振り返りだけでなくkickoff的な場でも有効な気がしました。

  • 喜、怒、哀

    喜、怒、哀の感情で浮かんできたことを付箋に出していき、近いものをグルーピングなどしていきます。
    このワークをやっていちばんの気づきは、自分には感情があまりないこと。笑
    特に怒り・哀しみの感情があまり見えてこなかったので、良い気づきでした。

RSGT2025をきっかけにインポスター症候群を知ることになった ~「ありのままのアジャイルコーチ」であるために ~

https://speakerdeck.com/antmiyabin/rsgt2025wokitukakeniinposutazheng-hou-qun-wozhi-rukotoninatuta-arinomamanoaziyairukoti-dearutameni

おそらく直近の自分自身もインポスター症候群の状態にあったため、このセッションの内容は特に心に響きました。。。
インポスター症候群は以下のような感じ。

  • 成功や高い評価を得ているにもかかわらず、自己を過小評価し、詐欺師のように周囲を欺いているのではないかという不安や恐怖を感じる心理状態
  • 自分の能力を過小評価し、運が良かっただけだと考えてしまう
  • 周囲のサポートがなければ何もできないと考えるなど、自己肯定感が低い状態

心を構造化することだったり、ありのままの自分を受け入れることだったり、改めて言語化されてしまうとその通りだなとしみじみしました。
克服のヒントとして、素の自分に戻る時間を作ることなどを挙げられていたのですが、これは自分にとっても同様に有効であるとすでに理解しているので、素の自分に戻れる時間を意識的に増やしていこうと思います。

改めてこういった話をこのような場で話をしてもらえたのはすごく貴重だったので、私も自分の経験を言語化しようと思いました。

おわりに

今回、Scrum Fest Niigataには初参戦となりましたが、QAエンジニアだけでなくさまざまなバックグラウンドを持った方々と、品質やテストエンジニアリング、スクラムに関わるあれこれをお話しできたことは非常に有意義な時間となりました。
懇親会や会場の廊下では、過去のプロポーザルの内容に関して話しかけてくださる方や会場での過ごし方やお土産情報などについて優しく教えてくださるなど、嬉しい気持ちになりました。
すごく暖かい場であり、学びも多い機会となったので、引き続きこうした活動を続けていきたいとモチベートもされました。

まさに素敵なギャザリングな空間だったと感じます。
オフライン会場での偶発的なコミュニケーション、オンラインの方々ともリアルタイムで繋がっているDiscordの流れなど、参加者全員で一体となりこの場を作り上げている体験がめちゃくちゃよかったです!

体が分身できず、泣く泣くリアルタイムで視聴できなかったセッションについても、後日アーカイブで必ず追いかけたいと思います👀

最後になりますが、素敵な機会を作り上げてくださった運営の皆様、スポンサーの皆様、ありがとうございました!また次回も参加したいと思います🥺

「NEWT Tech Talk」のお知らせ

令和トラベルでは毎月技術的な知見を共有しあうための勉強会として「NEWT Tech Talk」を開催しています!
今月は、Scrum Fest Niigata 2025の会場でも度々話題に上がっていた「AI」に関してテーマにします。弊社のAIに関する組織的なアプローチや各開発グループでの実践例などをそれぞれお話ししていきます。

5/27 令和トラベル流 急成長を支えるAI × プロダクト開発の最前線
https://reiwatravel.connpass.com/event/354248/

このように令和トラベルでは、技術的な知識や知見・成果を共有するLT会を毎月実施しています。
来月はQAをテーマにしたイベントを企画中ですので、ぜひconnpassのメンバー登録をしていただき、最新情報をお見逃しなく!

また、令和トラベルでは一緒に働く仲間を募集しています🤝
もちろんQAエンジニアも大募集中です・・・!!!

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チーム一丸となり良いものを作ることにコミットしているチームで、日々プロダクト開発に向き合っています。ぜひより良い品質を届けていくことに関心がある方や過去の登壇内容についてもっと話を聞いてみたいという方は、メッセージお待ちしています!Xはこちら:miisan

まずはプロダクトのことや開発組織、品質活動について話したいという方も、ご連絡お待ちしています!
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それでは次回のブログもお楽しみに!Have a nice trip ✈️

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