React Nativeを使ったAndroidの開発環境を構築する
はじめに
MacOS上React NativeでAndroidの開発環境を構築するためにやったことをまとめてみました。
公式を参考にして進めていきます。
前提
- nodeバージョン18+インストール済み
- homebrewインストール済み
1. watchmanをインストールする
ターミナルを開き、brew install watchman
を実行します。
watchmanはファイルを変更を検知してくれるツールです。
2. Java17をインストールする
brew install openjdk@17
Javaのパスを追加します。
export JAVA_HOME=/opt/homebrew/opt/openjdk@17
export PATH="/opt/homebrew/opt/openjdk@17/bin:$PATH"'
Javaがインストールされたことを確認します。
java -version
openjdk version "17.0.15" 2025-04-15
OpenJDK Runtime Environment Homebrew (build 17.0.15+0)
OpenJDK 64-Bit Server VM Homebrew (build 17.0.15+0, mixed mode, sharing)
3. Android Studioをインストールする
Android Studioの公式サイトへアクセスし、最新版をダウンロードします。
インストーラーを起動し、Standardを選択し、Nextをクリックします。
次に、License Agreementに表示されたライセンスに同意し、Finishをクリックします。
その後、インストールが開始します。
Android SDKやAndroid SDK platform、エミュレーターなど開発に必要なツールがインストールされます。
インストールが終了後、Macのメニューバーから[Android Studio] > [Settings]を選択
サイドバーで[Android SDK]を検索し、インストールされたパッケージやツールを確認することができます。
また、こちらのコマンドも確認できます。
ls ~/Library/Android/sdk
build-tools emulator licenses platform-tools platforms sources system-images
3.1 Android SDKの環境変数を設定する
シェルプロフィールを確認します。
echo $SHELL
/bin/zsh
$ANDROID_HOME
環境変数を読み込ませます。
また、Android SDKのパスをシステムパスに追加します。
export ANDROID_HOME=$HOME/Library/Android/sdk
export PATH=$PATH:$ANDROID_HOME/emulator
export PATH=$PATH:$ANDROID_HOME/platform-tools
変更を反映します。
source ~/.zshrc
環境変数が設定されていることを確認します。
echo $ANDROID_HOME
/Users/ユーザ名/Library/Android/
adbのバージョンを確認します。
adb version
Android Debug Bridge version 1.0.41
Version 35.0.2-12147458
Installed as /Users/ユーザ名/Library/Android/sdk/platform-tools/adb
Running on Darwin 24.4.0 (arm64)
3.2 Android SDK Command-line Toolsツールをインストールする
Macのメニューバーから[Android Studio] > [Settings]を選択
サイドバーで[Android SDK]を検索し、Android SDK Command-line Toolsをクリックします。
Android Studioのグラフィカルインターフェースを使わずに、Android SDKと対話できるコマンドラインユーティリティのコレクションです。React NativeはJavaScriptコードをAndroid APKにコンパイルするためにこれらのツールが必要になります。
こちらもシステムパスに追加します。
export PATH=$PATH:$ANDROID_HOME/cmdline-tools/latest/bin
3.3 Google Play Servicesをインストールする
ほとんどのReact Nativeアプリは、アナリティクス、プッシュ通知、認証にFirebaseを使用しているためアプリ開発用Googleの中核機能をしているパッケージをインストールします。
エミュレーターを立ち上げる
アプリのディレクトリに遷移し、エミュレーターを立ち上げてみます。
npx react-native run-android
Androidを選択肢、gradleのインストールが開始します。
その後、パッケージのインストールとビルドを行います。
エミュレーターが立ち上がれば成功🎉🎉🎉。
終わり
React Nativeを使ったAndroidの環境構築をまとめてみました。
誰かの参考になれば嬉しいです。
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