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ポッドキャストの推し番組を、誰かに届けたくて。POECAを作った理由

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POECA

ポッドキャストのエピソードを、TOP画像にあるようなリアルカードとして印刷できる画像を生成するウェブツールを作った。

POECA(ポエカ) - Podcast Episode Card Generator

ミニFM局と、さんまさんの電話口

中学生のとき、友人とミニFM局ごっこをしていた。

机の上に機材を並べて、自分たちだけのラジオをやる。聴いているのは自分たちだけだったけれど、それが楽しかった。声で何かを届けるということへの憧れが、あの頃から始まっていたと思う。

その友人と夜な夜な挑戦していたのが、明石家さんまさんのラジオへの電話出演だった。何度も応募して、何度も落選して、それでもかけ続けた。ある夜、ついて繋がった。

あまりいじってもらえなかった。正直、あっという間だった。でも週明け、学校の校内放送でそのやりとりが流れた。それだけで十分だった。声が、届いたのだ。


iPodの画面の向こうに

時代が下って、iPodがどんどん進化していた頃。今のiPhoneに近いタイプのiPodが出たとき、「ポッドキャスト」という機能を知った。

こんなことができるのか、と驚いた。誰でも、ラジオを作れる。しかも無料で。PSPでポッドキャストを聴いたりしながら、この文化が広がるといいなと思っていた。

でも広がらなかった。しばらくの間、ポッドキャストは静かなままだった。


ドングリFMとの出会い

再びポッドキャストに火がついたのは、ドングリFMを聴いたときだった。

https://open.spotify.com/show/5Ca5Xp0ObAt9vGM8t0Zkk0

ゆるい。とにかくゆるい。でも続いている。そのことに衝撃を覚えた。こんな自由な番組が存在していいのか、と。

ただ、当時はYouTubeが盛り上がり始めていた頃で、音声コンテンツには誰も見向きもしなかった。ポッドキャストが好きだと言っても、ピンとこない顔をされることが多かった。さみしかった。

Anchorが登場して、国内で第3次ポッドキャストブームが来たとき、ようやく仲間が増えた。番組の数も一気に増えた。

でも今度は別の悩みが出てきた。


「どこで聴くの?」問題

番組が増えた。プラットフォームも増えた。Spotify、Apple Podcasts、その他もろもろ。

誰かに番組を勧めようとするたびに詰まった。「どのURLを送ればいいんだ?」と。相手がどのアプリを使っているかわからない。リンクを送っても開けないことがある。熱を持って勧めたいのに、入口でつまずく。

声は届けたいのに、届け方がわからない。


推し番組に気づいてほしかった

POECAを作ったのは、正直に言うと、推しのポッドキャスト番組の配信者に自分の存在を気づいてほしかったからだ。

レターを読んでほしい。そのためだけに開発を始めた動機があった。

加えて、ClaudeをMAXプランにしていたので「元を取るぞ」というモチベーションもあった。これは正直に言っておく。

でも作っていくうちに、これはもっと多くの人が使えるものになると思い始めた。あの頃、さんまさんの電話口でうまく声を届けられなかった自分が、ポッドキャストの良さを誰にも伝えられなかった自分が、ずっと解決したかったことが、このツールに詰まっている気がした。


POECAとは

POECA(ポエカ)は、ポッドキャストのエピソードをカード画像にして共有・印刷できる無料のウェブツールです。

番組名を検索して、カードにしたいエピソードを選んで、カードをダウンロードする。QRコードつきのカード画像が作れるので、そのまま印刷して手渡しすることもできる。

プラットフォームを問わず、QRコードを読むだけで番組にたどり着ける。あの「どこで聴くの?」問題が、カード1枚で解決する。

声を届けたいすべての人に、使ってもらえたら嬉しい。


キャラクターデザイン・開発日記はこちら → https://zenn.dev/poecard
𝕏 → @poecard

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