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<AI+独学> GitHubDesktopの基本

2025/01/23に公開

1. GitHub Desktopの導入と操作

GitHub Desktopは、GitおよびGitHubの操作をGUIで簡単に行えるツールです。この記事では、GitHub Desktopの導入方法から、新しいローカルリポジトリの作成、初回コミット、そしてリモートリポジトリとの連携方法までを詳しく解説します。

1.1. GitHub Desktopのダウンロード

  1. GitHub Desktop公式サイトにアクセスします。
  2. ページ中央の「Download for Windows」または「Download for macOS」をクリックしてインストーラーをダウンロードします。

1.2. インストール手順

  1. ダウンロードしたインストーラーを実行します。
  2. 画面の指示に従ってインストールを完了させます。
    • インストール先や特別な設定はほとんど必要ありません。

2. GitHub Desktopの初期設定

2.1. GitHubアカウントでログイン

  1. インストール後、GitHub Desktopを起動します。
  2. 初回起動時にGitHubアカウントでのログインを求められます。
    • GitHubアカウントがない場合は、GitHub公式サイトでアカウントを作成してください。
  3. ログイン後、GitHubリポジトリとの連携が自動で設定されます。

3. 新しいローカルリポジトリの作成

3.1. リポジトリの作成手順

  1. メニューから「File」→「New Repository」を選択します。
  2. リポジトリ情報を入力します。
    • Repository Name: プロジェクトの名前を入力します。
    • Local Path: ローカルプロジェクトのフォルダを選択します。Choose...をクリックして、既存のプロジェクトフォルダを指定することも可能です。
    • 必要に応じて「Git Ignore」や「License」を設定します(必須ではありません)。
  3. 「Create Repository」をクリックします。
    • プロジェクトフォルダ内にGitの管理用フォルダ(.git)が作成され、Gitで管理されるようになります。

4. ファイルの初回コミット

4.1. 初回コミットの手順

  1. 「Changes」タブに移動します。
    • プロジェクト内のすべてのファイルが「Unstaged Changes(未ステージ変更)」として表示されます。
  2. ファイルを確認し、コミットメッセージを入力します。
    • 例: 「Initial commit(初回コミット)」
  3. 「Commit to main」ボタンをクリックします。
    • プロジェクトのすべてのファイルが初回コミットとして記録されます。

5. リモートリポジトリとの連携

5.1. 新しくGitHub上に作成して連携

  1. 「Publish repository」をクリックします。
    • 右上に表示される「Publish repository」ボタンをクリックします。
  2. リモートリポジトリの情報を入力します。
    • Repository Name: プロジェクトの名前を入力(デフォルトでローカル名が設定されます)。
    • 必要に応じて「Keep this code private(非公開にする)」にチェックを入れます。
  3. 「Publish Repository」をクリックします。
    • リモートリポジトリがGitHub上に作成され、ローカルリポジトリと自動で連携されます。

5.2. 既存のものと手動で連携

  1. メニューから「Repository」→「Repository Settings」を選択します。
  2. 「Remote」セクションでURLを追加します。
    • リモートリポジトリ(GitHubなど)のURLを入力します。
      • 例: https://github.com/username/projectname.git
  3. 「Save」をクリックします。
    • リモートリポジトリとローカルリポジトリが連携されます。

注意点

  • リモートにプッシュしない場合: GitHub Desktop上だけでプロジェクトを管理できます。リモート連携は必須ではありません。
  • プライベートリポジトリ: GitHubにリモートリポジトリを作成する際、非公開設定を選べば他人に見られる心配はありません。

これで、ローカルにあるプロジェクトをGitHub Desktopと連携し、バージョン管理を始める準備が整いました。GitHub Desktopを活用して、効率的な開発ライフを送りましょう!


総括

この記事では、GitHub Desktopのインストールから基本的なリポジトリの操作方法までを網羅しました。GUIを活用することで、コマンドラインに不慣れな方でも簡単にGitの管理が可能です。ぜひ、GitHub Desktopを活用して、プロジェクトのバージョン管理を効率化してください。

バージョン管理は、プロジェクトの成功に欠かせない要素です。GitHub Desktopを利用して、チーム開発や個人プロジェクトの管理をスムーズに進めましょう。質問やフィードバックがあれば、コメント欄でお知らせください!

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