👶

育休を1ヶ月取得してみたら知らないことが多すぎた٩(○'▿'○)۶

男性エンジニアが育児休業を取得して分かったこと

はじめに

はじめまして。フォトラクションでエンジニアをしているあんこです。

今回、子どもの誕生にあわせて育児休業を取得しました。

実際に取得してみるまでは、正直なところ、

  • 男性でもどのくらい育休を取れるのか
  • 給付金や社会保険料はどうなるのか
  • 会社にはいつ、どのように相談すればよいのか
  • 出産前後に何を準備しておけばよいのか

など、分からないことがたくさんありました。

この記事では、私自身が育児休業を取得する中で調べた制度や、会社のサポート、実際にやってよかった準備についてまとめます。

これから育児休業を考えている方、将来的に取得を検討している方、また周囲で育休を取るメンバーをサポートする方の参考になれば嬉しいです。

取得した育児休業について

まず、男性の場合は「産前産後休業」、いわゆる産休はありません。
一方で、子どもを養育するための「育児休業」を取得することができます。

育児休業は、原則として子どもが1歳になるまで取得できます。
また、一定の条件を満たす場合には、子どもが2歳になるまで延長できるケースもあります。

さらに、現在の制度では育児休業を分割して取得することも可能です。
家庭の状況や仕事の引き継ぎ状況に合わせて、柔軟に取得しやすくなっています。

また、通常の育児休業とは別に「産後パパ育休(出生時育児休業)」という制度もあります。
これは、子どもの出生後8週間以内に最大4週間まで取得できる制度です。

参考:厚生労働省 育児休業制度特設サイト
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/ikuji/

参考:厚生労働省 産後パパ育休
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/ikuji/paternity/

私の場合

私の場合は、育児休業として約1ヶ月取得しました。

また、育児休業に入る前にも、仕事をしながら調整しつつ、有給休暇を約2週間ほど取得しました。

つまり、実際には以下のような形でした。

  • 出産前後:有給休暇を活用しながらサポート
  • その後:約1ヶ月の育児休業を取得
  • 復職後:業務に戻りながら育児との両立を開始

出産直後は、想像していた以上にやることが多くありました。
役所の手続き、退院後の生活準備、赤ちゃんのお世話、家事、買い出し、パートナーの体調サポートなど、短期間で対応することがたくさんあります。

そのため、育休に入る前から有給休暇を使って少しずつ家庭をサポートできたことは、とてもよかったです。

【今更ですが、最初家に来たばかりは本当に寝れなかったです。前後2週間でしたが、可能であれば、生まれた次の日から育児休暇に入るよう調整するのがおすすめです。】

育児休業中のお金について

育児休業を取るときに、多くの人が気になるのが収入面だと思います。

育児休業中は会社から給与が出ない、または減るケースがあります。
その代わりに、一定の条件を満たす場合、雇用保険から「育児休業給付金」を受け取ることができます。

また、産後パパ育休を取得した場合には「出生時育児休業給付金」の対象になる場合があります。

さらに、2025年4月からは「出生後休業支援給付金」という制度も始まりました。
夫婦ともに一定期間以上の育児休業を取得するなどの条件を満たすと、通常の育児休業給付とあわせて、手取り10割相当となるケースがあります。

ただし、実際の支給額や条件は、雇用形態・賃金・取得期間・配偶者の状況などによって変わります。
そのため、育児休業を検討する際は、会社の人事・労務担当やハローワークに確認することをおすすめします。

参考:厚生労働省 育児休業等給付の内容と支給申請手続
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001461102.pdf

参考:厚生労働省 産後パパ育休
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/ikuji/paternity/

【私の場合、1ヶ月を取る計画だったので給料から少し余裕を貯金しておきました。】

社会保険料の免除について

育児休業中は、社会保険料の扱いも重要です。

育児休業等を取得している期間については、事業主が申請することで、健康保険料・厚生年金保険料が免除される制度があります。

この手続きは本人だけで完結するものではなく、会社側の申請が必要になります。
そのため、育児休業を取得する予定がある場合は、早めに人事・労務担当へ相談しておくと安心です。

参考:日本年金機構 育児休業期間中の保険料免除
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo/menjo/ikuji-menjo/index.html

参考:日本年金機構 育児休業等を取得し、保険料の免除を受けようとするとき
https://www.nenkin.go.jp/shinsei/kounen/tekiyo/menjo/20140403-01.html

【私の場合、1ヶ月の前の末日から取得しました。例)11/30 ~ 12/31】

会社の制度・サポートについて

弊社では、社員が出産・育児に向き合いやすいよう、いくつかのサポート制度があります。

出産祝金・特別休暇

弊社では、子どもが生まれた際に出産祝金や休暇が付与されます。

出産直後は、赤ちゃんのお世話だけではなく、役所手続き、健康保険の手続き、出生届、児童手当、買い出し、家事など、想像以上にやることがあります。

そのため、会社としてこうした制度があることは非常にありがたく感じました。

【福利厚生としてあるものとして、とてもありがたかったです!】

育児休業を取得しやすい雰囲気

制度があることも大事ですが、実際に取得しやすい雰囲気があるかどうかも、とても重要だと感じました。

弊社では、私以外にも育児休業を取得しているメンバーが複数います。
そのため、育休取得について相談しやすく、チーム内でも業務調整を前向きに進めることができました。

育児休業を「特別なこと」としてではなく、ライフイベントに合わせた自然な働き方の一つとして捉える雰囲気があることは、とてもありがたいポイントでした。

【チームメンバーも引き継ぎに協力してくれたため、安心して育休に入ることができました。】

企業主導型保育園との提携

保育園に関しては、「企業主導型保育園」という選択肢もあります。

企業主導型保育事業は、仕事と子育ての両立を支援する事業の一つです。
企業が従業員のために保育施設を設置・利用したり、既存の企業主導型保育園と提携したりするケースがあります。

私の場合、利用を検討していた保育園で企業提携が必要だったため、社内で稟議を出しました。
その結果、会社として提携してもらうことができました。

これは個人的にかなり助かったポイントです。
保育園の選択肢が増えることは、復職後の働き方を考えるうえでも大きな安心材料になりました。

参考:こども家庭庁 仕事・子育て両立支援事業(企業主導型保育事業 等)
https://www.cfa.go.jp/policies/kokoseido/ryouritsu

【企業提携が必要と聞いたときは難しいかもしれないと思いましたが、会社に相談したところ前向きに対応してもらってとても助かりました!】

自治体の制度も必ず確認する

出産・育児に関する支援制度は、国の制度だけではありません。
住んでいる自治体によって、独自の支援制度が用意されている場合があります。

たとえば東京都では、「赤ちゃんファースト」など、子育て家庭向けの支援事業があります。

参考:広報東京都 赤ちゃんファースト
https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/2025/04/oshirase01.html

参考:広報東京都 赤ちゃんファーストの利用登録期限について
https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/2026/04/oshirase02.html

自治体によって、以下のような支援がある場合があります。

  • 出産・子育て応援ギフト
  • 育児用品の支援
  • 一時預かり
  • ファミリーサポート
  • 産後ケア
  • 医療費助成
  • 保育園関連の補助
  • 新生児訪問
  • 育児相談

住んでいる市区町村のホームページで、以下のようなキーワードで検索しておくのがおすすめです。

  • 出産
  • 子育て
  • 産後ケア
  • 保育園
  • 一時預かり
  • 児童手当
  • 医療費助成

自治体の制度は、知らないと申請できないものもあります。
出産前の余裕があるタイミングで、一度まとめて確認しておくと安心です。

出産前後にやってよかった準備・Tips

ここからは、実際に出産前後でやってよかったことを紹介します。

1. Amazonらくらくベビーを登録する

Amazonらくらくベビーは、出産準備品をリスト化できるサービスです。

ベビー用品は種類が多く、初めてだと何を買えばよいのか分かりにくいです。
必要なものをリスト化しておくことで、買い忘れを防ぎやすくなります。

参考:Amazonらくらくベビー
https://www.amazon.co.jp/baby-reg/

【ベビー用品の場合、らくらくベビーのカゴに入れると10%割引できます!】

2. アカチャンホンポなどのプレゼントを確認する

ベビー用品店では、出産準備向けのサンプルやプレゼントを用意していることがあります。

アカチャンホンポなども、会員登録や条件に応じてプレゼントを受け取れる場合があります。

参考:アカチャンホンポ
https://chirashi.akachan.jp/chirashi/early/index_ydn.html

こうしたものは一つ一つは小さいですが、実際に使ってみてから購入を決められるので便利です。

【実際にサンプルを使ってみることで、赤ちゃんに合いそうなものを選びやすくなりました。】

3. 健康保険組合・保険会社の補助を確認する

意外と見落としがちなのが、健康保険組合や加入している保険会社の支援です。

妊娠・出産・育児に関する補助、育児用品の割引、相談窓口などが用意されている場合があります。

会社の福利厚生サイトや健康保険組合のホームページを一度確認しておくとよいです。

【私も確認してみると、思っていたより利用できる制度がありました。知らなければ使わないままだったと思うので、一度確認しておいてよかったです。】

4. 赤ちゃんの健康保険加入に必要な書類を確認する

赤ちゃんを健康保険に加入させる際、マイナンバーが必要になる場合があります。

マイナンバーを確認する方法としては、マイナンバーカードや、マイナンバーが記載された住民票の写し・住民票記載事項証明書があります。

参考:デジタル庁 よくある質問:マイナンバーについて
https://www.digital.go.jp/policies/mynumber_faq_02

出生後すぐに番号を確認したい場合は、出生届提出後に、マイナンバー入りの住民票を取得できるか市区町村に確認するのが早いです。

ただし、自治体によって処理タイミングは異なります。
個人番号通知書の到着には時間がかかる場合があるため、必要な時期が決まっている場合は事前に確認しておくと安心です。

【マイナンバーを申請し、翌日確認できますので予定の管理がしやすいです!】

5. 会社への相談は早めにする

育児休業を取得する場合、会社側でも業務調整や申請手続きが必要になります。

産後パパ育休の場合、原則として休業開始予定日の2週間前までに申し出る必要があります。
ただし、労使協定を締結している場合は最大1ヶ月前までになるケースもあります。

参考:厚生労働省 産後パパ育休
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/ikuji/paternity/

実際には、チームの引き継ぎやスケジュール調整もあるため、可能であればもっと早めに相談するのがおすすめです。

【私は出産予定日の4ヶ月前に上長へ相談しました。早めに共有したことで、担当タスクの整理や引き継ぎを余裕を持って進められました。】

育児休業を取得して感じたこと

育児休業を取得して一番感じたのは、出産直後の家庭には本当に人手が必要だということです。

赤ちゃんのお世話はもちろんですが、それ以外にもやることがたくさんあります。

  • 役所手続き
  • 健康保険の手続き
  • 出生届
  • 児童手当などの申請
  • 買い出し
  • 掃除
  • 洗濯
  • 料理
  • 夜間対応
  • パートナーの体調サポート

仕事をしながらすべてを対応するのは、かなり大変だと思います。

だからこそ、育児休業を取得して、最初の時期にしっかり家庭に関われたことは、とてもよかったです。

また、育休を取ったことで、育児を「手伝う」のではなく、「自分ごと」として捉えられるようになりました。

実際に夜中に起きたり、ミルクやおむつ替えをしたり、家事を回したりすることで、育児の大変さや生活リズムの変化を身をもって感じることができました。

【育休を取らなければ、出産直後の生活がどれほど大変なのかをここまで実感できなかったと思います。】

これから育児休業を取得する方へのチェックリスト

最後に、これから育児休業を考えている方に向けて、やっておくとよいことをまとめます。

  • 会社の育児休業制度を確認する
  • 上長・人事へ早めに相談する
  • 産後パパ育休と通常の育児休業の違いを確認する
  • 育児休業給付金の条件を確認する
  • 社会保険料免除の手続きを確認する
  • 自治体の子育て支援制度を調べる
  • 健康保険組合・保険会社の補助を確認する
  • 出生届、児童手当、健康保険加入の流れを整理する
  • 赤ちゃんのマイナンバー確認方法を市区町村に確認する
  • チーム内の引き継ぎ資料を早めに準備する
  • 育休中に担当する家事・育児をパートナーと話し合っておく
  • 復職後の働き方についても事前にイメージしておく

まとめ

今回、育児休業を取得してみて、制度を知っていることの大切さと、会社やチームのサポートのありがたさを強く感じました。

弊社では、育児休業を取得しているメンバーが複数おり、出産祝金や休暇、保育園提携への対応など、育児と仕事を両立しやすい環境づくりが進んでいます。

エンジニアとしてキャリアを続けながら、家庭の大切なタイミングにも向き合える環境があることは、働くうえで大きな安心感につながりました。

もちろん、育児休業の取り方や家庭の状況は人それぞれです。
ただ、制度を知り、早めに相談し、周囲と協力することで、育児休業はより取得しやすくなると思います。

この記事が、これから育児休業を考えている方の参考になれば嬉しいです。

参考リンク

株式会社フォトラクション

Discussion