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会話が止まったLINEグループに、AI BOTを置いてみよう

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背景

LINEグループの更新が止まりがち

家族や友人とのLINEグループ。作った当初は盛り上がっていたのに、気づけば誰も発言しない日が続いていませんか? 話したいことがないわけではないのに、わざわざ切り出すほどでもなかったり、いざ書こうとすると妙に気恥ずかしくなったりしてしまいます。

それであれば、会話のきっかけを作ってくれる存在をグループに投入してみたらどうだろう?
そこで、Geminiを呼び出す LINE BOTを Cloudflare Workers 上に構築してみました。

主要機能

@メンションでAIに質問

グループ内でBOTをメンションすると、Gemini 2.5 Flashが質問に答えてくれるようにしました。

コマンドでデータ登録

メンバーが自分でイベントや誕生日の情報を登録できるようにしました。

!誕生日追加 田中太郎 3/15
!イベント追加 2025-05-10 BBQ 川沿いで13時から
!誕生日一覧
!イベント一覧

登録したデータは該当日に自動通知されます。

検討中の機能

そのほかにも、毎日のニュースを投稿したり、その日の話題を投げかけたり、冷たい返信や圧のある発言で空気が怪しくなってきたらBotが勝手に仲裁に入ったりと、いろいろ遊べそうです。

アーキテクチャ

全体構成です。

  • LINEからのWebhookをCloudflare Workersで受け、メンション時にはGemini APIを呼び出して応答を生成する。
  • 誕生日やイベントのデータはCloudflare KVに保存し、Cron Triggersで毎朝の定時配信を実行。
  • APIキーやグループIDはすべてCloudflare Secretsで管理しており、コードやconfigファイルに機密情報は含めない。

技術選定

技術 選定理由
Cloudflare Workers 無料枠が大きい(10万リクエスト/日)。Cron Triggersも標準で使える
Hono Workers上で動く軽量フレームワーク。ミドルウェアの仕組みが署名検証と相性がいい
Cloudflare KV Workersとのバインディングが簡単。誕生日・イベント程度のデータなら無料枠で十分
Gemini 2.5 Flash 応答速度が速く、コスパが高い。SDKなしでfetch直接呼び出しができる

良かったこと

会話のきっかけに

Botが誕生日やイベントの通知をしてくれる事で、会話のきっかけを投じてくれます。

ファーストラリーの敷居が下がったことを実感しています。

メンションでAIが身近になる

私の両親はコンピュータに疎いのですが、そのような普段ChatGPTやGeminiを使っていないメンバーでも、LINEのグループ内でメンションするだけで質問できる。「今日の晩ごはん何にしよう」みたいな軽い質問から始まって、自然とAIに触れる機会が増えた気がします。

BOTの回答が的外れだったり予想外だったりすると、それ自体が会話のネタになる。正確さだけがBOTの価値ではない、というのは作ってみて気づいたことでした。

ランニングコストがほぼゼロ

Cloudflare Workersの無料枠(10万リクエスト/日)、KVの無料枠(読み取り10万/日、書き込み1,000/日)が豊富なことと、Gemini APIはコスパが高く、月$1以下の範囲内で収まる見込みです。

まとめ

LINE BOTの良いところは、ユーザーに新しいアプリのインストールを要求しないことです。全員がすでに使っているLINEの中で完結するので、導入のハードルはほとんどありません。

グループの会話が減ってきたと感じたら、自分たちのグループ専用のBOTを作ってみるのも一つの手だと思います。

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