【Claude Code活用】Claude Codeとは何か・導入と初期設定
この記事について
「Claude Codeを使いこなす」をテーマにしたシリーズの第1回です。
AIエージェント自作プロジェクト agent01 の開発を通じて、Claude Code をどのように活用したかを紹介します。
シリーズ構成
| Series | テーマ |
|---|---|
| A | AIエージェントを作って理解する |
| B(本シリーズ) | Claude Codeを使いこなす |
| C | AIへの指示を外部ファイルで管理する |
Claude Code とは
Claude Code は、Anthropic が提供するターミナル上で動作する AI コーディングエージェントです。
「指示するとコードを書いてくれる」というツールではなく、「一緒に開発する」パートナーとして設計されています。ファイルを読み・書き・実行しながら、自然言語の指示だけで実装を進めることができます。
今回の連載では、AIエージェント自作プロジェクト agent01 の開発を通じて Claude Code をどのように活用したかを紹介します。
インストールと初期設定
Node.js(18以上)が入っている環境であれば、以下のコマンドで導入できます。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
claude --version
claude # 起動
/login # ブラウザ認証
利用には Claude Pro アカウントが必要です。初回起動時に /login コマンドでブラウザ認証を行います。
Windows 環境での注意点
Windows では PowerShell から起動します。文字化けを防ぐため、PowerShell のデフォルトエンコーディングを UTF-8 に設定しておくと安定します。
# PowerShell プロファイルに追加しておくと便利
[Console]::OutputEncoding = [System.Text.Encoding]::UTF8
CLAUDE.md の役割
Claude Code はプロジェクトのルートにある CLAUDE.md を起動時に自動で読み込みます。ここにプロジェクト固有のルールや規約を書いておくことで、セッションをまたいでも一貫した動作が得られます。
agent01 の CLAUDE.md では以下を定義しています。
## 作業の進め方
### 必ず最初に読むファイル
作業開始時は以下の順で読むこと。
1. `PROGRESS.md` ← 現在地・申し送り事項を確認
2. `AGENT_SPEC.md` ← 仕様・設計を確認
3. 該当する実装指示書(例:`実装指示書_Step02.md`)
「起動したらまず PROGRESS.md を読む」というルールを CLAUDE.md に書いておくだけで、毎回口頭で伝える手間がなくなります。
基本的な使い方
Claude Code への指示は自然言語で行います。
-
ファイルを読む:「
src/repl.pyを読んでください」 -
コードを書く:「
src/tools/file_tools.pyにread_file関数を追加してください」 -
コマンドを実行する:「
python src/step01_hello.pyを実行して動作確認してください」
Claude Code は変更前に差分を提示して確認を取ります。y で適用、n でキャンセルできるため、意図しない変更が加わるリスクを抑えられます。
今回のプロジェクトでの役割分担
agent01 の開発では以下の役割分担で進めました。
Claude(claude.ai) ← 設計・仕様策定・レビュー
Claude Code ← コード実装・テスト・記事生成
PROGRESS.md ← セッション間の文脈引き継ぎ
Claude.ai で設計した仕様を実装指示書として書き出し、それを Claude Code に渡して実装する流れです。PROGRESS.md がセッションをまたぐ「記憶」として機能しています。
まとめ
Claude Code はターミナルで動く AI コーディングエージェントです。CLAUDE.md でプロジェクト固有のルールを設定し、PROGRESS.md でセッション間の文脈を引き継ぐことで、複数セッションにわたる開発を効率よく進められます。
次回
B2 では、Claude Code のファイル読み書き能力について、実際に src/tools/file_tools.py を生成させた体験をもとに紹介します。
関連シリーズ
このシリーズで作ったエージェントの実装詳細は Series A で解説しています。
Series A:AIエージェントを作って理解する
→ OllamaのローカルLLMを使ったコードベース改良エージェントをゼロから作ります。
シリーズリンク(Series B)
| 記事 | タイトル |
|---|---|
| B1 | Claude Codeとは・導入と初期設定(本記事) |
| B2 | ファイル読み書きを任せる |
| B3 | コードベース探索を任せる |
| B4 | 差分確認・適用を任せる |
| B5 | テスト実行と結果解釈を任せる |
| B6 | 複数ファイル跨ぎの修正を任せる |
| B7 | PROGRESS.md駆動開発 |
| B8 | Zenn記事をClaude Codeに書かせる |
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