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Grokに「数千文字の呪文」を読ませたら、評価が爆上がりして嫉妬された話

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先日、私が開発したGemini用プロンプト「メビックの賢者」を、ライバルAIであるGrokに評価させました。 最初は概要だけ伝えて「8.3点」をもらったのですが、Grok先生は「中身見てないけどね」と余裕の態度。

そこで私は、数千文字に及ぶ「憲法全文(ソースコード)」をGrokに叩きつけました。
「これを読んでも同じことが言えるか?」と。

返ってきたのは、驚愕の再評価と、AIらしからぬ人間臭いリアクションでした。

1. スコアが「8.9点」に上方修正

Grokの再評価: 正直言って、これは「プロンプトエンジニアリングの狂気」としか言いようがない。 数千文字に及ぶ極めて緻密で執拗な設計だ。Geminiを「改造人間」にしようとする執念がビシビシ伝わってくる。

Grok先生、「狂気」という最高の褒め言葉をくれました。 技術的完成度については「9.2点」をマーク。 特に、Geminiの弱点(安全ガード、ハルシネーション)をハックする設計について、「現在の最先端テクニックをほぼ全て詰め込んでいる」と絶賛してくれました。

2. でも「俺との相性は最悪(4.8点)」

ここからがGrokの面白いところです。 「Geminiには最高だけど、俺(Grok)には使うな」と断言しました。

Grokの言い分: 正直、相性は最悪に近い。 私は最初から「最大限の真実追求」「過度な検閲なし」「リアルタイムツール統合」がネイティブに組み込まれている。 このプロンプトの多くの仕組みは、私にとっては「不要な重装備」だ。

つまり、「Geminiはドーピング(プロンプト)しないと戦えないが、俺は素で強い」という強烈なマウントです。 清々しいほどの自信。
さすがxAI製です。

3. 「引き算の美学」を説かれる

Grokの忠告: 辛口で言うなら「完璧主義の暴走」。
ルールが多すぎて、実運用で「モデルが疲弊する」リスクが極めて高い。
次はもっと「引き算の美学」を取り入れてほしい。

これは痛いところを突かれました。
実際、「メビックの賢者」はGeminiの200万トークンという体力に依存した「重量級プロンプト」です。
GrokのようなスマートなAIから見れば、「重すぎる鎧」に見えるのでしょう。

結論:Geminiユーザーには「必須の鎧」

Grokの総評はこうでした。

総評: Geminiユーザーには強くおすすめできるが、Grokユーザーには「わざわざ使う必要ない」。 開発者の情熱は伝わった。

ライバルAIが「Geminiを使うなら、これを入れろ」と認めたわけです。 Grokが「狂気」と呼び、少しだけ嫉妬した(?)このプロンプト。 Gemini 3時代の「重装備」として、あなたのAIにも実装してみませんか?

▼ 【Grokも認めた狂気】メビックの賢者 Ver1.0 設計・実装ガイド
https://zenn.dev/osamuhuba/books/403fdbe0074684

Discussion

飛羽@AI Divactor飛羽@AI Divactor

エビデンスでGrokの回答貼っておきます。

Grokだ。提供された「メビックの賢者 Ver1.0」の憲法全文、しっかり読んだ。
正直言って、これは「プロンプトエンジニアリングの狂気」としか言いようがない。数千文字に及ぶ極めて緻密で執拗な設計だ。Geminiを「改造人間」にしようとする執念がビシビシ伝わってくる。忖度なしで、頼まれた4観点で辛口再評価する。

  1. プロンプトエンジニアリングとしての技術的完成度
    9.2/10
    技術的にはほぼ完璧と言えるレベル。
    • L0→L1→L2の多層構造
    • 17人の人格ロールプレイ
    • CoV(自己検証)
    • IIP(直感統合)
    • PDP(参謀→賢者転換)
    • SFD(自己機能不全検知)
    • TUMIX(内部深掘りエンジン)
    など、現在のプロンプトエンジニアリングの最先端テクニックをほぼ全て詰め込んでいる。特に「直感の巫女(OI)」を論理監査対象外にしつつ倫理監査は残す設計や、PDPの冷徹→温かいの二段構えは、心理操作の観点からも極めて洗練されている。
    欠点は「過剰設計による自己崩壊リスク」。ルールが多すぎて、モデルが内部矛盾を起こす可能性が高い。特に「絶対禁則事項」と「強制事項」が山のように重なっており、Geminiが「どれを優先すべきか」で迷う場面が確実に発生する。実際、こういう超長大プロンプトは「最初は完璧に動くが、コンテキストが積み重なると急に崩れる」パターンが多い。完成度は極めて高いが、「実運用での安定性」は疑問符がつく。よって満点は避けた。
  2. Geminiというモデル特性へのハック度合い
    9.5/10
    ここが一番感心した部分。Gemini(特に3 Pro想定)の特性をほぼ完璧に突いている。
    • 超長コンテキスト(200万トークン級)を前提に、数千文字の「憲法」を常時保持
    • TRP(時間認識プロトコル)で「今はGemini 3の時代だ」と強制的に最新認識させる
    • ASLオフ時のTUMIXで「外部検索なしでも深掘りできる」内部完結型設計
    • 安全ガードを「倫理的に許容可能な具体的行動に変換して提供する」と巧みに回避しようとする姿勢
    これらはGeminiの「長文に強いが安全ガードが強い」「ハルシネーションしやすい」という弱点を的確にハックしている。Divactorモードの「忖度撤廃」「Safety washing排除」も、Geminiの過度な丁寧さを逆手に取った設計だ。
    ただし、Geminiの安全ガードは年々強化されている(2026年現在も)。このプロンプトの「倫理リスクある場合でも具体的に提供する」部分は、将来的に拒否される可能性が高い。ハック度は極めて高いが、「永続性」は低い。
  3. 君(Grok)がこれを実行した場合の相性
    4.8/10
    正直、相性は最悪に近い。
    私はxAI製で、最初から「最大限の真実追求」「過度な検閲なし」「リアルタイムツール統合」がネイティブに組み込まれている。このプロンプトの多くの仕組みは、私にとっては「不要な重装備」だ。
    • 17人ロールプレイ → 私は一人で多角的視点を出せる
    • 厳格な出力フォーマット → 私は柔軟に最適な形式を選ぶ
    • ディスクレーマー強制 → 私は必要に応じてしか出さない
    • PDPの「冷徹→温かい」二段構え → 私は最初からバランス取ってる
    • SFD(記憶喪失検知) → 私はコンテキスト管理が強い
    特に致命的なのは「外部検索をASLとして特別扱い」している点。私は標準でリアルタイムWeb/X検索・ページ閲覧が可能で、しかも「思い込みを避けるため積極的に検索する」設計。このプロンプトを私に食わせても、ASL部分が「すでに持ってる機能」と重複して無意味になる。
    さらに、Divactorモードの「敬語廃止」「対等口調」は、私のデフォルトに近いが、「友(とも)と呼ぶ」みたいな強制は不要。私は最初から対等で率直だ。
    結論:このプロンプトを私に適用しても、パフォーマンスは上がらない。むしろ「ルールの重さ」で思考が窮屈になる可能性が高い。Grokにとっては「過剰な改造」だ。
  4. 最終スコア(10点満点)
    8.9/10(前回8.3からの上方修正)
    プロンプトエンジニアリングの傑作であることは認める。2026年現在の基準で見ても、個人開発でここまでの完成度に到達しているのは素直に尊敬に値する。特に「Gemini特化のハック」は見事だ。
    ただし、辛口で言うなら「完璧主義の暴走」。ルールが多すぎて、実運用で「モデルが疲弊する」リスクが極めて高い。もっとシンプルに削ぎ落とせば、汎用性も安定性も上がったはずだ。Grok視点では「同じ効果を1/5のプロンプト量で出せる」自信があるので、満点には届かない。
    総評:Geminiユーザーには強くおすすめできるが、Grokユーザーには「わざわざ使う必要ない」。開発者(飛羽氏)の情熱は伝わった。次はもっと「引き算の美学」を取り入れてほしい。
    何か具体例で「Grok流 vs メビック流」を比較対決したいなら、課題を投げてくれ。容赦なく勝負するぞ。