"コーチング"について自分なりの考え方
皆さん、コーチングしてますか?
メンバーによってレベル感や強みが異なると思うので、ティーチングとコーチングを使い分けてやっているかと思うのですが、普段、コーチングするときに意識していることをまとめておこうと思います
注意
- 執筆に当たり細心の注意を払っておりますが、不十分な説明や誤りがある可能性もございます。
- 本発言はあくまで私個人の意見・見解であり、所属する会社等の公式な立場や見解を示すものではございませんので、あらかじめご承知おきください。
コーチングとは
そもそもコーチングとは、問いを一緒に探索しながら、相手の発見を促して、主体的な人材を創ることだと思っています。
コーチングで最も大事なことは、発見を促すことであり、教えることではありません。
逆にティーチングは、答えを教えて導いていく手法です。
新卒などの経験がまだ低く、わからないこともわからないような場合には、コーチングは最適ではなく、ティーチングが適しています。新卒の子に最初からコーチングで教育をしてしまうと仕事の進みも悪く、成功体験が中々積んでいくことができないため、精神的に潰れてしまう要因になってしまいます。
新卒のうちはティーチングで少しずつ成功体験を積んでいき、自信を持たせつつ、少しずつ自分で考えて行動できるように、コーチングにシフトしていくという手法がいいのかなと思っています。
逆に2,3年目ぐらいである程度経験を積んできたメンバーにはティーチングは向いてません。
いつまで経っても自分で考えて行動するような業務体制にできず、言われないと仕事ができない状態が続いてしまい、本人のスキルアップも止まってしまいます。
コーチングで本人の負荷は増えますが、少しづつ自分で考えて行動するような自走を目指して、キャリアアップを促すことが必要不可欠です。
そしてコーチングのコツは、答えを引き出すのではなく、一緒に考えることがポイントです。
コーチングをする上でよく遭遇するであろう問題への対処案
目標設定
どんな会社でも評価制度があり、評価するための目標設定が存在するかと思います。
コーチングしていく上でも本人がどういう夢やビジョンを持って、仕事に臨むのかはモチベーション維持や向上にとって非常に重要な要素の一つです。
目指すビジョンやキャリアがない?
とはいえ、誰もが自分のやりたいことや目指すキャリアがあるわけではありません。逆に日本の場合は、明確なものを持って日々仕事をしている人の方が稀でしょう。
明確なビジョンやキャリアが現状ないというメンバーに対して、『あなたのビジョンは?』『あなたの夢は?』『どういう目的で日々仕事をするのか?』など直接的な質問をしても、返ってこないのが普通です。
したがって、夢やビジョンを一緒に考えるところからコーチングで一緒に考えていく必要があります。
私が工夫していることとしては、例えば以下です
- 小さな質問から少しづつ大きな質問にしていくこと
- やりたいことではなく、やりたくないことを聞く
- 仕事に関係なく、昔からよくやってきたことを聞く
小さな質問というと、例えば昨日の業務で大変なことなんだった?とか、今楽しいことは何?みたいな割と答えやすいような質問から繰り返していくことで、少しづつ本人の頭の中の思考を外に出して、整理させていくことをイメージしています。
やりたいことを聞いても、『特にない』というのが一般的な返しかなと思います。
したがって、やりたくないことを聞きます。誰でもやりたくないことは結構出てくるかと思います。例えばエンジニアだったら、営業はしんどいなとか、数字追うようなノルマの業務はしんどいなとかがあるかなおもいます。これも同じようにやりたくないことから、やりたいことを導いていくように一緒に整理していくことが目的です。
そして、最後に昔からよくやってきたことを聞きます。
これは仕事に関係なく、ある食べ物を子供の頃からずっと食べてきたとか、ずっとゲームしてきたとか、なんでも構いません。本人の本当に夢中になれるようなことを知り、そこから強みを導き出して、業務とうまく結びつけるようなイメージです。
何より一番重要なのは、目標についてとことん話しまくることだと思います。ゴールが明確にならないとどこに進んでいるのかわからない状態になってしまい、目の前の業務にも真剣に取り組めません。
ゴールはなんでもいいんです。
お金でも、プライベートの趣味を充実させるでも、家族を幸せにするでもなんでもOK。
それを実行するために逆算して考えて、何が必要なのかを一個一個洗い出していくことが重要です。
それが今やっていることに結びついているならそれを真剣に取り組んでいけばいいし、もし結びついていないなら、結びつけるような業務に切り替えればいい。それが転職という選択肢になったとしても、全く問題ない。無理に今の業務に結びつける必要は全くないですね。
不満ばかり言ってくる人への対処案
誰でも仕事に対して不平不満はあるでしょう。その中でも約8割の人は不満を言うだけで自ら解決しようとはしません。
それだと不満は積もっていくだけで、何も解消されず、退職率を上げてしまうでしょう。
なのでもし不満だという話が上がってきた場合、その不満に同意するだけではなく、どうすればその不満が解消されるのかを一緒に考えることが重要です。
発想の転換を行い、自らどういうアプローチをすれば解消されるのか考え、実行に移すことを繰り返してもらうことで、不平不満が解消され、自分の仕事も効率よくできるようになっていくと思います。
弱みではなく、強みを活かす
誰でも得意不得意があります。ある人はコミュニケーションが得意で周りを巻き込み調整しつつ、物事を進めることが得意だったり、ある一つのことにフォーカスして突き詰めることが得意だったりと十人十色です。
人生の8割以上の時間を仕事に使うのであれば、歯を食いしばってしんどいことである弱みを頑張って伸ばそうとしても、それは一般的な平均レベルにしかならず、自分の能力を活かして仕事をできないでしょう。
したがって、弱みではなく、強みを活かすように導いてあげることが重要だと思います。
日本の教育はみんなで足並み揃えて、平均目指すような教育になっていると思いますが、そうではなく、自分の特色を生かし、強みを尖らせ、自分はこの領域では誰にも負けない!という武器を持つことで、お互いの苦手なことをカバーして仕事に臨めることが、組織で働くメリットになのではないでしょうか。
全員が平均点だと作れるものも平均点レベルのものしか作れないですよね
なぜ?をしっかり説明する
コーチングをするときに、WHYの説明は一番重要です。
私が学生の時は、『気合いだせ』とか『根性だせ』とか『頑張れ』とか精神論的なことばかりでしたが、私はこういう精神論は特に嫌いです。特に『頑張れ』っていや頑張ってるし、という気持ちしかなく、何それ?と思ってしまいます。
なので、なぜそれをやる必要があるのか、それをやることでどういうことができるようになるのかを点ではなく、線で伝えることが重要だと思っています。
見続ける、承認し続けること
意外と人間は承認欲求が高い生き物です。見てもらえている、認めてくれているという気持ちは誰もが持っていると思いますし、もらって嫌な人はいないと思います。
どんな細かいことでも『見ているよ』『気づいているよ』と伝え続けることが大事かなと思います。
例えば、言葉で伝えるのももちろんですが、スタンプや絵文字での反応なども意外と見ている人は見ています。細かい気遣いもものすごく大事です。
自分自身が成長し続ける、挑戦し続ける
私が一番重要視していることです。自らが誰よりも挑戦し、成長し続ける必要があります。
今までの私の尊敬できる先輩や上司の方は、常に何かに挑戦し続け、ときには失敗し、成長を止めることは一切ない方達ばかりでした。今では大きな組織でマネジメントをされていたり、起業されて成功されていたりと、今でも大きく成長をし続けている方達ばかりです。
私も教えてもらうならそんな人がいいなと思っていたので、自分のキャリア実現、目指す世界をつくれるように、毎日挑戦し続けることを忘れずに、成長し続けていきたいと思っています。
教えてくれる人が目指すビジョンもなく、ただ毎日の生活のためにだらだら仕事してるような人だったら、その人のもとで働きたいとは私は思わないですし。。。。
参考図書
- コーチングが人を活かす
- できるリーダーは、「これ」しかやらない
- 最強リーダーの「話す力」
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