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ターミナル環境改善:macOS標準ターミナルのプロファイル調整

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思うところがあってmacOS標準のターミナル.appをカスタマイズしました。いわゆる高機能ターミナルではなく、あえて標準ターミナルを使う前提での話です。まずは、プロファイルのカスタマイズ編です。

環境

MacBook Pro (2019)
macOS Sequoia 15.7.3
ターミナル 2.14 (455.1)

新規プロファイルの作成

1. テーマカラー決め

もともとデフォルトテーマに入っていた「Ocean」を使っていたため、青系を基調に濃紺寄りにしました。イメージとしては『舟を編む』(三浦しをん著 2011年 光文社)または作中に登場する大辞典『大渡海』の装丁ですが、手元に本の実物がないので、完全に以前読んだときの記憶です。(出版社サイトを見ると、Icebergっぽい配色に見えますね。NHKドラマの印象のほうが強いかも)

https://books.kobunsha.com/book/b10129810.html

2. 配色決め

ここはずるをして生成AIの力を借ります。配色に関する専門的な知見がないこと、試行錯誤の回数が物を言うため、発想の初速を上げる目的です。私は軽量なduck.aiを選びましたが、ChatGPTでも同様に進められますし条件次第では最終的に.terminalプロファイルまで作ってもらえます。

配色決めにあたり、Iceberg作者であるcocoponさんの記事を参考にしました。

今のところプロファイルの公開は予定していないので詳しく書きませんが、プロンプトは以下のような感じで投げてました。

  • 背景色のイメージを伝える
  • 加えて、テキストなどの基本カラーとANSIカラーも作るように指示する
  • 警告色への注意やWCAGに添うように追加指示を与える
  • 追加のプロンプトで、カラーサンプルをhtmlファイルで出力させる(HEX値、RGB値を入れてもらう)
  • 必要に応じて追加のプロンプトで修正指示等を与える

3. カラー設定

ターミナルを起動し、メニューバーの「ターミナル→設定...」を開きます。

ChatGPTに作ってもらった場合(ターミナル以外で作成した場合を含む)

.terminalプロファイルを読み込ませれば基本的に終わりです。(既存プロファイルは上書きされません)。

  1. 「…」→読み込む→ダウンロードした.terminalプロファイルを読み込み

新規プロファイルを作成する場合

新規プロファイルを作成して、手動でカラーを修正していきます。(面倒)

  1. プロファイル設定画面左下の「+」をクリック
  2. 作成された「新規プロファイル」→「テキスト」タブ
修正箇所

見やすさに影響が大きい順に修正します。htmlファイルをブラウザで開きHEX値をコピーして、プロファイルの該当の各カラーピッカーへペーストしていきます。

  • 背景(カラーとエフェクト)
  • テキスト(テキスト / ボールド / 選択部分)
  • ANSI カラー
  • カーソル

4. フォント設定

好みに応じてフォントを変更します。私は最終的にCica / Regular / 18pt にしました。小さい字が見えづらいのでね……

なおデフォルトのフォントは次のようになっています。

  • 新規プロファイル:SF Mono / Regular / 11pt
  • ChatGPTで作成したプロファイル:Monaco / 10pt
    ※フォント無指定の.terminalファイルを作成したため、Terminal.app自身でMonaco 10ptを設定した……らしい。

Nerd Fontが不要であれば源ノ角ゴシック Code JPもおすすめです。

5. その他の設定

カラーやフォント以外の設定や、テキストタブ以外の設定は、用途や好みに応じて調整してください。

ほかに忘れてはいけない変更箇所(下記)があります。

  • プロファイルの名前(大事)
  • プロファイルのデフォルト設定(大事)

おわりに

配色を一から考えるのはデザインセンスも必要なので、目に優しく恰好良い配色にしたい場合はすでにあるものを利用するのが手っ取り早いです。上記で参考にしたcocoponさんの「Iceberg」は、vim以外にも.terminalプロファイルのカラースキームを提供しています。

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