情報処理安全確保支援士に合格
令和6年春期に情報処理安全確保支援士に合格しました。
結果
- 午前Ⅰ:91.80点
- 午前Ⅱ:72.00点
- 午後:71.00点
受験時のプロフィール
6年目のシステムエンジニアです。
主にJavaやTypeScriptでバックエンドアプリの開発をしています。
受験の動機
セキュリティ周りの知識を体系的に身につけるきっかけにしたくて受験しました。
イントラ向けのシステム開発に携わることが多かったので、toC向けのシステムにおいて必要なセキュリティ知識がうすかったりなどして、知識に偏りがあるなあ、と思っていました。
当資格試験のために勉強をすれば。そんな知識の偏りが少しでも克服できるのではないか、と思った次第です。
学習スケジュール
学習期間は2か月間で、総学習時間は70時間くらいです。
最初の1か月で過去問5年分を2周くらいして、2か月目は苦手分野の克服に充てました。
5年分問題を解くと、大体のパターンが見えてきます。
「認証局が主題の場合はこんな大問構成になって、こういう知識が問われるなー」とかとか。
このパターンを最初の1か月で抑えて、残りの1か月で回答に必要な知識・考え方の穴を埋めていくようにしました。
午前Ⅰ対策については、ぱっと見で応用情報やデータベーススペシャリストとった時の知識の貯金で、合格点分くらいは解けそうな感じだったので、直前1週間で忘れてそうなところだけざっと復習するくらいに留めました。
使用した教材
過去問はIPAの公式サイトからPDFでダウンロードできるので、それをiPadのGoodNotesに取り込んで、書き込みながら問題演習をしました。
また、基礎的な知識がわかりやすくまとまっている以下の参考書を重用しました。
上記本の著者のまさるさんはYouTubeチャンネルを運営されていて、わかりやすく&おもしろく、情報処理安全確保支援士の技術要素を解説する動画を投稿されてます。
ちょっとした空時間や問題演習やる気でないときは、このYouTubeチャンネルを見ていました。
試験当日
会場が思いのほか遠く、午前Ⅰがあるために早起きしないといけないのがしんどかったです。
早起きという名の0次試験が一番つらかったです。
また、受験会場であった某キャンパスには、木が生い茂っていて、重度の花粉症である私は鼻水とくしゃみが止まらなかったです。ずっと鼻すすっていたと思います。隣の人申し訳ない。。。
ただやはり、他の高度系と違って、午後試験が1つにまとまっているというのはありがたいです。
データベーススペシャリスト受けたときは、午後Ⅱ問題の最後のほうはグロッキー状態でしたが、今回は割と最後まで元気に集中しきれました。(のわりに点数良くなかったですが。)
感想
知識の穴埋めや整理には非常に有意義であったと思います。
ただ、試験で問われるのはあくまで基本的・一般的な知識に過ぎないわけで、実務においてセキュリティ要件を十分に満たすためには、使用しているミドルウエア・フレームワークに対する理解も併せて抑えることが大事だと思っています。
もっと実践力をつけるために、今回学んだ知識を生かして、いろいろと自分でセキュアなシステムを構築していきたいなと思っています。
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