ネガティブ気味な僕を変えた、ボルダリングという「没頭」の力
概要
幼い頃からネガティブなぼくが、ボルダリングという「没頭できるもの」を見つけ、いかにして心の安定と自信を取り戻したかを書きました。
「没頭こそがネガティブを潰す」という言葉に共感し、ボルダリングの試行錯誤の楽しさ、一人で楽しめる魅力、そして人との温かい繋がりを発見。趣味が長続きしなかった私が、ボルダリングを通じて語れる趣味と自信を得るまでの道のりをお話しします。
対象読者
- ネガティブな感情に悩みがちな方や、ストレス解消法を探している方。
- 新しい趣味を見つけたい方や、インドアで楽しめるスポーツに興味がある方。
- 「没頭できるもの」を見つけることの重要性を感じている方。
没頭でネガティブをつぶす
ぼくは他人の目を気にしがちで何かあったらすぐにメンタルがダウンしがちです。
それは幼い頃からの性質で、それは就職してからも変わらずでした。でも、ボルダリングを自分の機嫌を取る手段の一つとして確立でき、少し軽減できました。
オードリー若林が「ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ。」と言っていたのを聞いたことがありますが、本当にその通りだと思います。何かに没頭している間はネガティブなことなんて忘れ去っているし、終わったらなぜそんなに悩んでいたのか、と思う時もあります。
このことに気づいてからは、忙しくても毎月1回はボルダリングをして、頭も体もリフレッシュさせるようにしてます。機嫌を取る方法は今でも試行錯誤していますが、ボルダリングに出会ってなければ機嫌をとる手段をひとつも確立できなかったかもしれません。
ボルダリングの何が楽しいのか
そんなボルダリングですが、ポイントは3つあります。
①試行錯誤できる
同じコースでも、体格・筋力・経験によって全然違うルートで登ることがあります。他の人の真似をして登ってみたり、左足と右足を入れ替えてみたりして、試行錯誤を繰り返しながらゴールに到達できたときは、達成感でいっぱいです。
ゴールに向かって試行錯誤するのは仕事と通ずる部分もあり、仕事でうまくいかないことがあっても「きっとゴールに到達できる」と信じる力を養えた気がします。(大袈裟ではなく本当に)
②一人で気楽に楽しめる
根がインキャなので、誰かと一緒に何かをするのがあんまり得意ではありません。(チームスポーツが苦手ですw)
ボルダリングは一人で行うスポーツなので人数を集める必要がないうえ、息が上がるような激しいスポーツでもありません。一人で自分のペースで楽しめるのが魅力です。
③知らない人から応援される
ボルダリング特有の文化として、知らないお客さん同士でも「ガンバ」「あとちょっと」と応援しあう文化があります。お互いに同じコースに挑戦しているのを察してるので、応援したくなるんですよね。時にはそれをきっかけに教えてもらうこともあります。これぞ繋がりですね。
ボルダリングを通じたつながり
ボルダリングをするときは、基本的に社内の人をを誘ってます。人を誘わないと、当日やっぱりいくのめんどくさいとかって思ってしまうためです。
ボルダリングという競技の性質上、常に登るわけではなく壁を観察してる時間の方が長い時もあります。そんな合間で仕事や人生設計の話をしたり、お互いの知らない一面を知れるのがとても面白いです。
一時期はお客様先の社員さんも誘って登る時期もありました。きっと皆さんにとっての飲み会による飲みニケーションが僕にとってのボルダリングなのかもしれません。
語れる趣味をもつことで得た自信
これまで、バイクに乗ったり服をいろいろ買ってみたり、社会人サークルに行ってみたりしたのですがあまりハマらず、すぐに飽きていました。
そんな僕からすると、他人に語れるほどの趣味を持っている人はとても輝いていて見えて、憧れの存在でした。ボルダリングに出会って他人に面白さを語れるほどになり、自信を持って趣味と言えるようになったことで、自信を得た気がします。
語れるだけでなく、もっとボルダリングを上手くなって憧れられる存在になりたいですね。
“没頭”を見つけよう
没頭できるものが多いほど幸せな人生を送れると思うので、ボルダリングに続く「没頭 」を探してもっと幸せになりたいと思います!
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