VBAマクロで変数を利用してみよう
はじめに
他のプログラミング言語でも型宣言があるように、VBAマクロでも型宣言があります。
ここでは型宣言を行って変数でメッセージボックスに表示したいと思います。
1章 変数を利用するとどんな良いことがあるか
VBAマクロで変数を使うと、プログラムをより柔軟でわかりやすく作ることができます。変数とは、値を一時的に保存しておける「入れ物」のようなもので、たとえばセルの値を取り出して、変数に入れておけば何度でも使えます。これにより、同じ値を何度もセルから読み込む必要がなくなり、処理が速くなります。また、計算結果を変数に入れておけば、別の場所で使ったり、条件によって処理を分けることもできます。変数に名前をつけることで、プログラムの内容が読みやすくなり、後から見直すときや修正するときにも便利です。初心者でも、簡単な変数の使い方を覚えるだけで、より高度で実用的なマクロが書けるようになります。
2章 実際に変数を宣言してみよう
主に使う型としては
- Integer型(整数)
- Double型(倍精度浮動小数点数)
- String(文字列)
- Boolean(論理型)
- Object(オブジェクト型)
などです。
ここでは例として、String型の変数を用いてメッセージボックスに表示したいと思います。
型宣言したいときは
dim 変数 as 型
と書きます。
なので例えば、String型の変数Textに”Hello,World!”と代入したい場合は
dim Text as String
Text = "Hello,World!"
と記載すればOK!
実際にマクロに下記のコードを打ち込んで実行すると
Sub ボタン1_ClicK()
Dim Text As String
Text = "Hello,World!"
MsgBox Text
End Sub
下の画像のように"Hello,World!"と書かれたメッセージボックスを表示することができます!
さいごに
ここでは変数宣言を行いました。これによって、わざわざコードに値を直打ちしなくても楽に引用でき、間違いも減らすことができるようになります。
変数を宣言して、たくさんVBAマクロを有効活用しましょう。
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