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Azure Web App の カスタム DNS" と "代替 DNS" の違い
Azure Web App の DNS 設定には Custom DNS と Alternative DNS という2つの入力欄があり、実際の適用順序が分かりにくい。
前者には複数入力できるが、後者にはひとつしか入力できない。
役割の違いは以下の通り
- Custom DNS: 上から順に Primary, Secondary, ... に対応する
- Alternative DNS: WEBSITE_DNS_SERVER の末尾に追加される
つまり下記のようにした場合、同じ挙動になる
- Custom DNS に Primary, Secondary を入力する
- Custom DNS に Primary を、Alternative DNS に Secondary を入力する
なお、カスタム DNS を利用しない場合も、Alternative DNS はセカンダリとして機能する。
(下記画像の Inherited に対するセカンダリということ)
用途としては、Web App のデフォルトで採用される設定である "Azure 既定の DNS" や VNet に設定された DNS サーバー設定 に対して、Web App 固有の設定を追加したいときに使える。(そんな用事はなかなか無いと思うが。。。)
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