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古い機材でUSB DJするときのMacコマンド集

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はじめに

先日DJをしたのですが、会場のDJ機材が10年以上前の古いものでした。USB DJをするにあたって、想定通りに曲を表示したり並び替えるためには、コマンド実行によるファイルの下準備が必要になりました。その準備に使ったコマンドをまとめます。

USB DJとは、USBメモリに音楽ファイルを入れて、DJ機材で直接再生する方法です。PCの持ち込みが不要で、今回使ったGemini CDM-4000のような古い機材でもMP3をDJに使えます。ただし古い機材ではドットファイルの扱いや曲順などに注意が必要です。

環境

  • DJ機材: Gemini CDM-4000 (ミキサー一体型CD/USBオールインワンDJプレーヤー)
  • コンピューター: MacBook Pro M2
  • USBのファイルシステム: FAT32

コマンド集

Macのドットファイルを抑制 & 削除

macOSの仕様上、.Spotlight-V100._filename.mp3 などのドットファイルが、ファイル追加時やUSBマウント時に自動作成されます。古いDJ機材だと、これらのドットファイルは0秒の曲とみなされてしまい、操作が難しくなります。 (例えば10曲追加しただけなのに、ドットファイルも含めると20ファイル以上あるように見えてしまう)

そのためドットファイルが自動で作られないように抑制して、かつ既に作成されたドットファイルを削除します。

空ファイル .metadata_never_index をUSBのルートディレクトリに置いて、Spotlightのインデックスファイル .Spotlight-V100 が自動作成されないように抑制する

sudo touch /Volumes/[YOUR_USB_NAME]/.metadata_never_index

dot_clean コマンドで ._ から始まる不要なメタデータファイルを削除する

dot_clean /Volumes/[YOUR_USB_NAME]

曲順をファイル名順にソート

USB DJではFATファイルシステムを使うことが多いですが、FATではファイルがエントリー順に並ぶ仕様です。つまり、ファイルをコピーした順番で表示されてしまい、曲順が意図したものと異なってしまいます。そのためファイル名順でソートしなおすには処理が必要です。

fatsort — Homebrew Formulae を使うと、簡単にファイルをファイル名順に並び替えられます。

fatsortをインストールする

brew install fatsort

操作対象のUSBのディスク名を確認する

diskutil list

diskutil list を実行すると、例えば以下のように表示されます。この例では、USB YOUR_USB_NAME のディスク名は /dev/disk4s1 です。 (IDENTIFIER の列を確認します)

/dev/disk4 (external, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:     FDisk_partition_scheme                        *32.0 GB    disk4
   1:                 DOS_FAT_32 YOUR_USB_NAME           32.0 GB    disk4s1

fatsort実行にはUSBのアンマウントが必要なので、USBをアンマウントする

diskutil unmount /Volumes/[YOUR_USB_NAME]

USB内のファイルをファイル名順にソートする

sudo fatsort [確認したUSBのディスク名 例: /dev/disk4s1]

USBをマウントし直す

diskutil mount [確認したUSBのディスク名 例: /dev/disk4s1]

まとめ

古い機材でUSB DJをするときは、以下2つをコマンド実行で準備しておくと快適にDJできます 🎧

  • ドットファイルの抑制と削除: .metadata_never_index + dot_clean
  • 曲順のソート: fatsort

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