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海外メンバー向けに英語で勉強会を開催した際の知見

2025/02/21に公開

はじめに

はじめまして。GAOGAO の null です。

https://zenn.dev/nu_______ll/articles/9c1f7bed1c5e1b

本記事では GAOGAO 社内にて主に海外メンバー向けに英語で勉強会を実施した際の知見を共有します。

英語に自信がない方でも参考にできるかと思いますので、英語での勉強会やミーティングに興味のある方は、是非ご一読いただけますと幸いです!

背景 & 動機

弊社 GAOGAO では東南アジアを中心に、海外メンバーが多数在籍しています。
そこで、各国のメンバー間の交流の促進し、また共にスキルアップするべく、英語にて社内勉強会を開催することにしました。

ゴール & 概要

ゴールは「TypeScript の実践的な知識を身につけ、ライブラリ等の型定義ファイルを解読することができる」でした。また、テーマに関しては、以前 TypeScript Handbook 輪読会を実施したこともあり、その流れを汲んだ形です。以下、概要です。

項目 概要 補足
頻度 週 1 回
回数 計 6 回
人数 4 ~ 8 人
場所 Zoom
教材 Type Challenge easy レベルの問題 + 関連の midium レベルの問題
実施方式 講義型 一講義あたり 30 - 60 分程度
勉強会の準備・運営タスク

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知見

ここでは主に、英語での資料作成に関する知見を紹介します。

① スライド作成

資料は Marp で作成しました。拡張機能 Marp for VSCode を用いることで、VSCode 上てスライドを編集することができます。不明点や英語の文言に悩んだ際は Cline を活用し、効率化を図りました。スライドは全て自分で準備する必要があったので、そこそこ時間短縮できたと思います。モデルは無料で使える Gemini-2.0 系を利用していました。

Marp 参考記事

② スピーカーノートの作成

自分の英語力ではスピーカーノートは必須でした。ある程度資料が完成した時点で、Marp CLI を用いてスライドの pdf を生成し、Gemini に突っ込みました。(Google AI Studio 経由)。

そこそこいい感じの台本が返ってくるので、自分が発表しやすいように、文量を削ったり表現の微調整を適宜行ったりしました。

プロンプト

Assuming an A2 high-level English speaker, please create speaker notes for each slide in a colloquial style as a TypeScript expert.

③ 発表練習

第一回を実施した時点で、英語のリズム感があまりにも酷かったので、声出し練習を 1 回挟むことにしました。その際、スピーカーノートに対して、句読点や改行 (リズム重視、文法無視) を追加することで、読むだけでリズミカル!なスピーカーノートに仕上げる小細工を覚えました。

その他

Mentimeter を導入し、適宜投票を実施しました。

当初は、自分の英語のスキル不足により、柔軟かつインタラクティブな発表が難しかったため、処方箋として導入したのですが、感触はかなり良かったです。今回のような小規模な勉強会だと、無料プランでも問題なく使えるので、今後も使っていきたいです。

困ったこと

Q & A。気合い 😇

今後について

来月より O'Reilly の Software Engineering at Google の輪読会を英語で開催予定です。

ご興味のある方は、グローバルエンジニアコミュニティGAOGAO CLUB に参加して、一緒に学習しましょう!

最後に

弊社 GAOGAO の代表が、書籍 エンジニア組織の英語化変革 EX を出版しました。こちらもご興味のある方は、手に取っていただけると幸いです!

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