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Windows版Claude CodeのバグをClaude Codeに改修させる

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はじめに

私のWindows環境では、Claude Codeの以下バグを踏んでいました:

  • Claude in Chromeが機能しない
  • typescript-lspが機能しない

特にClaude in Chromeが機能しないバグは致命的で、仕方なくバグが発生しない2.1.19を固定で使い続けていましたがOpus 4.6とAgent teams機能の追加に伴いさすがに最新バージョンに上げました。とはいえClaude Codeがブラウザを開けないのは致命的なので再びPlaywright MCPを入れようかなと思いましたが、そもそもClaude Code自身に自身を直してもらえば良いのでは?と考え、Issueを渡してバグ修正をしてもらうよう試みました。

Claude in Chromeが機能しないバグを直す

Claude CodeのリポジトリのIssueではこの件に関するものがたくさん上がっており、解決方法を含んだIssueもありました。これを渡して解決してもらうべく、以下のようなプロンプトを試しました。

Claude in ChromeでChrome開ける?

一度Claude Codeに開けないことを確認させてから、以下のプロンプトを渡しました。

実はWindows環境では接続できないバグがあるが、修正方法が存在している。 
https://github.com/anthropics/claude-code/issues/21337 のIssueを読んで、
Claude Codeのcli.jsを修正することはできる?

あとはClaude Codeが自律的にminifiedされたコードを解析してバグ修正してくれました。

typescript-lspが機能しないバグを直す

この件についても同様にClaude CodeのリポジトリにIssueがたくさん上がっています。私は #19658 のIssueを渡して、cli.jsを修正してと依頼しました。

結論としてはClaude in Chrome修正時と同様に進めて行くことで上手くいき、Windows環境でもtypescript-lspが正常に機能するようになりました。「README.mdが存在しているだけで、lsp.jsonが存在しない」のような事を言われたら、「typescript-lspの機能は本体に内蔵されている」と答えるとちゃんと調査してくれると思います。

またlspが起動できてもLSPサーバがファイルを検知できないバグも存在し、そのままではgoToDefinitionやfindReferencesが使えないです。これについてもClaude Codeに依頼したら修正出来ました。

修正パッチ

どちらも本体のコード修正を行う都合上、アップデートの度に同じ修正が必要になります。毎回同じ手順で修正するのも時間がかかるので、Claude Codeに「修正パッチとしてスクリプトを作って」と頼むとよしなに良い感じに作ってくれます。該当箇所の特定ロジックがハードコードされているとバージョンが上がった際に対応出来ないので、正規表現などで動的に該当箇所を検知するロジックにしてもらうとバージョンアップ時も同一の修正パッチで対応できる可能性が上がります。

おわりに

パッチを当てることで、最新版のClaude CodeでもClaude in Chromeやtypescript-lspを使えるようになりました。

今まではこういったツールやライブラリのバグは公式のバージョンアップで修正が入るまでじっと待っていましたが、これからはコーディングエージェントを使って能動的にバグ修正を行うという選択肢を持てるようになったのは良かったです。

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