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【非エンジニア向け】Claude Code or Gemini CLIどちらを利用すべきか

に公開

うぇっす!ノウチーニョです!

今回は、最近話題のAIコーディング支援ツール「Claude Code」と「Gemini CLI」について、非エンジニアの視点から「どっちをどんな時に使うべきか?」を考えてみたいと思います。

※この記事で書かれている内容は、あくまで現時点での情報です。技術の進歩はとても速いので、明日には新しい機能が追加されているかもしれません!

Claude Code と Gemini CLI ってなに?

まず、この2つのツールに共通しているのは、「CLI(コマンドラインインターフェース)」で使うツールだということです。

CLIと聞くと、非エンジニアの方は「あの黒い画面に文字を打ち込むやつでしょ…?」と少し身構えてしまうかもしれません。まさにその通りで、コマンドと呼ばれる命令文を入力して、AIと対話しながら開発作業を進めていくためのサービスです。

主な使い道としては、

  • アイデアを形にするプロトタイプ(試作品)を作る
  • 新しい機能のアイデア出しを手伝ってもらう
    といったことが可能です。

結局、どっちを使えばいいの?

結論から言うと、「場面によって使い分ける」のがベストだと感じています。

私自身、もともと技術畑の出身ではない非エンジニアですが、お客様の課題を解決するためのアイデアを形にするために、この2つのツールを日々活用しています。その経験から見えてきた、それぞれのツールの得意なことをご紹介します。

「ゼロから何かを作る」なら Claude Code が得意!

プロダクト開発や、全く新しいプロトタイプを作成する場面では、今のところ Claude Code に軍配が上がるかな、という印象です。

Claude Code のすごいところは、ただコードを生成するだけでなく、「プランモード」という機能がある点です。
これは、

  1. まずは日本語で「要件定義書」や「実装計画書」を作成する
  2. その計画書を Claude Code に渡す
  3. 計画に沿ってAIがコードを書き出してくれる
    という、まるでプロジェクトマネージャーとやり取りするように開発を進められる機能です。

私が使っている有料プランのClaude 3 Opusモデルは、非常に多くの情報を一度に扱えるため、複雑な要求にも応えてくれるのが心強いポイントです。

「今あるものを良くする」なら Gemini CLI が便利!

一方で、すでに存在するコードを改善したい場合には Gemini CLI が活躍します。

例えば、

  • 既存のコードをレビューしてもらう
  • 大量のコードを「リファクタリング」する
    といった作業が得意です。

「リファクタリング」というのは、コードの動きは変えずに、中身を整理して、より読みやすく、メンテナンスしやすい状態にきれいにすることです。

Gemini CLI は、まだ新しいコードをゼロから生み出す能力は発展途上な部分もあると感じていますが、既存のコードを理解し、修正を加えることにかけては、一定の品質を保ってくれる信頼感があります。無料枠が用意されているのも、試しやすいポイントですね。

まとめ:まず「自分の手で触ってみる」ことが大事

この記事では、「どっちを利用すべきか?」というタイトルを付けましたが、最終的な答えは「あなたの目的や場面に応じて使い分けること」が重要、ということです。

Claude Code Gemini CLI
得意なこと ゼロからの新規開発、プロトタイプ作成 既存コードのレビュー、リファクタリング
特徴 プランモードで計画ベースの開発が可能 膨大なコードの読解と修正が得意
こんな人におすすめ アイデアを素早く形にしたい人 今あるコードを改善したい人

「口だけじゃなく、手を動かしてみる」

このフェーズの技術に触れる上で、これが一番大事なことだと感じています。
実際にツールを触ってみて、その技術を自分の仕事や個人の活動にどう活かせるかを考えることで、周りと大きな差が生まれてくるはずです。

皆さんもぜひ、両方のツールを試してみて、その可能性を体感してみてください!

Have a nice day!

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