Toranomon TechHub 第6回を開催しました!
はじめに
2026/1/20にToranomon TechHub 第6回を開催したので、その開催報告として簡単にご紹介させていただきます。
Toranomon TechHubとは
虎ノ門界隈にはテック企業が非常に多くありますが、企業間の交流というのはほとんどありませんでした。
近場で、気軽に、ベンダーにとらわれず、分野も問わずシステムに関することをアウトプットしあう場として、2024/10から3ヶ月に1回くらいのペースで開催しています。
すべてオフラインで現地の熱を大切にしています。
これまでもありがたいことに各回登壇枠以上の応募をいただき、大盛況となっています。
初参加の方もぜひ次回開催時はお気軽にお越しいただければなと思います。
Alembicを使ってDBのマイグレーションをやってみた by 井口 雅士
Alembicは認知してないので非常に気になるテーマでした!
インフラはIaCで作ってもテーブル定義とかはできない
→中身までコード管理できないか?から検討が始まった
とのこと。
AlembicはPythonのデータベースマイグレーションツールであり、SQLAlchemyと連携してスキーマ管理行うツールだそうです。
マイグレーションスクリプトの自動生成もでき、DB管理をコード的に管理できるようになるのが非常に便利だということです。
もちろん、ConfigやEnvファイルに環境情報を外出しすることもできるので、複数環境での適用も容易に切り替えられる様子。
ただし、自動生成を信じ切るのはダメで、反映されない項目もあるとのこと。
初心者を卒業したい!CDKをちゃんと理解するためにAspectsを覗いてみる by Shota Kawasaki
私もAspectsはなんとなくでしか分かってないのでありがたい!
L2コントラクトの抽象度が高い部分には助けられることは多く、Grandメソッドに感動していたとのこと。
これは私も非常に共感できる部分でした。
タグの一括適用もすごい助かるが、この仕組みが気になったのでふかぼってみたのが今回の登壇きっかけ。
普段AI使ってるといい感じに実装してくれてしまうので、ちゃんと理解して、コントリビュートしたい!と宣言されていました。1年目でそれが言えるのはすごいことだと思います!
ライフサイクルまで深掘りしているのが素晴らしいなと感じました。
今年は自信を持って好きと言えるようになりたいとのこと。期待しています!
サーバレスアプリケーションの開発に入れたけど何も知らなくて失敗した話 by 食パン@あべけん
EC2上のポータルサイトの保守運用担当だが急遽サーバレスアプリケーションにJoin!
API Gateway、Lambda、Sfn(Lambda)で証明書発行システムを急ピッチで作らないといけなかった、、、
Sfnを使った感想として、
- エラーハンドリングが難しかった
- 知らないまま使ったので複雑化してしまった
- リザルトセレクターでの処理がうまくいかなかった
とのこと。解決策としてLambdaリザルトに逃して動くようにはしたが、他に影響が出てしまったので、ハンズオンなどを通して事前に触っておくことが重要だと感じたそうです。きちんと失敗を振り返っていて良いなと思いました。
ただ、サービス全体でIAMリソースが80ポリシー・35ロールも存在していたが、9ポリシー・5ロールに削減できたのは良かった点だそうです。
運用保守性を考えると非常に良い改善だなと感じました。
Google Cloudで解決 新人エンジニア3つの壁 by 戸塚 晴菜
1年目でGoogleCloudの資格を全て持っているとのこと。すごいですね!
1年目が感じる苦労として、
- 情報の壁
- そもそも情報がどこにあるかわからない
- 忙しそうな先輩に聞くのが憚られる
- 環境の壁
- 手順書通りでも動かない
- OSバージョン違い
- 実装の壁
- コマンドや設定ファイルがわからない
- 手が動かない
誰もが一度は感じたであろうこれらの課題を越えようとする1年目が恐ろしい。
解決策として、NotebookLM、Google Workstations、Gemini CLIを使おうという点が、AIネイティブ世代ですね。
使ってみてNotebookLMは優秀だと感じたそうで、先輩に聞く前に解決して心理的なハードルも下がったのは副次的効果として大きい。
Copilot Background Agent とgit worktreeを使った並列開発してみた by 榊谷 友規
話題のAI並列開発についてまたまた1年目の方から!
AIが実装してくれるまでの時間が長いと感じたそう。そもそもそう感じる時代になってきているのかと感じましたw
この間を埋めたい!並列開発してみよう!やってみよう!が良いマインドですね。
それぞれのツールの説明が易しくて、資料も読みやすいのがとても良かったです。(資料公開したら教えて欲しいです)
VSCodeからぽちぽちでも並列開発はできる!
Git worktree間のファイル共有などはできないので注意だということです。
Amazon Quick Suite は私のバディになりうるか by utause
新卒3年目、去年からAWSを勉強中。我らがふくちさんの同期でバディだそうw
Amazon Quick Suiteは社内でも利用はあるが、外部で話を聞くことがないのでとても楽しみにしていました!
機能群整理をされていたのが非常に分かりやすかったです。
AutomateがFlowsより複雑なものに向いているそう。
そもそもAI Builders Dayでのセッションから使ってみたい!となってそのまま使って発表の流れが素晴らしいパッションですね。
RAG的に使ってレポート出力もしてくれる。チャットだけで情報整理や可視化ができるのはめちゃくちゃ良い機能だと感じた一方、Automateはドラッグしながらフローを作るが結構複雑で難しいと感じたそうです。
AIと会話して全部完結!にはならないけど、サポートとしてとても助かったので、今後も活用していきたいとのことでした。
責任感のあるCloudWatchアラームを設計しよう by アキキー
「責任感のある」というのがポイントだと思います。
アラームが発砲されるまでの流れの説明から、アラーム運用の落とし穴まで普段のハマりポイントがまとまっていて、とても共感しながら聞いていました。
→他のシステムから持ってきて、何のために設定しているのかわからないようなものは「責任感のない」アラームとして根絶しましょう!
推奨アラームから始めると良いとのこと。
一部のものに限られるが、リソースごとのページにも情報がある。
最低限、システムの停止に気付けるようにするのが大事で、きちんと対応方針を決めるところまでやりましょう。
対応方針がないアラームはただのノイズになるという部分が刺さりました!
対応アクションがないならそもそもアラームにしないというのも、きちんとアクションを決められていることだと思います。
発表を通して非常に共感できる内容で、毎日の運用に関わる部分なので大いにヒントを得ることができました。責任感を持ってアラーム設計をします。
AWS Systems Manager PatchManagerのコンプライアンスレポートをBacklogWikiにしてみた by 大嵩洋喜
Backlog Wikiの話とAWSの話を組み合わせて聞くことがないので面白いテーマだと思いました!
iret mediaでも公開済みなのでこちらもぜひ。
エグいの作ってきた!ということで、期待値を爆上げしての登壇でしたw
パッチ適用にパッチマネージャを使う、まではよくあるが、その先の運用が回らないことが多いので、チケット管理システムと直結させるのはとても良いアプローチだなと感じました。
一覧管理してきちんと対応しているあたり、さすがのセンスだと思います。
さいごに
登壇いただいた方、本当にありがとうございました!
みなさんの発表全てが非常に面白く、勉強させていただきました!
特に若手(1〜3年目)の方も多く登壇いただいており、毎回驚かされます。
会場でも幅広く交流していただけていたと思うので、今回も大成功だったかなと思います。
次回は4月末ごろを見込んでいますので、ぜひご登壇・ご参加お待ちしております!!
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