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Claude Codeが固まった時の「claude -c」を知った件

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Claude Codeが固まった時の「claude -c」を知った件

コンソールが固まってがっかり

Claude Codeで開発してたら、何かの原因でコンソールが固まってしまいました。

反応しない...

仕方なくCtrl+Cで強制終了。

「何話してたっけ...あの話、覚えてるっけ?」って感じで、今までの文脈を思い出すのが面倒でした。

「コード見て、何してたか思い出そう」とかやってました。

-cオプションという便利機能があった

Twitterで流れてきた情報で知りました。

claude -c

このコマンドで、直前の会話のコンテキストを保持したまま会話を続けられるとのこと。

マニュアル確認したら、ちゃんと書いてありました:

claude -c    # Continue most recent conversation

実際に使ってみた

使用前の状況

# 長い会話をしてた
claude
> ReactでToDoアプリ作って
> [Claude が実装を開始]
> あ、TypeScriptにして
> [Claude が変換作業中]
> テストも書いて
> [ここで固まる😱]

# Ctrl+C で強制終了
^C

-cオプションで復活

# 続きから再開
claude -c
> さっきのテスト、続きお願い

# Claudeが直前の文脈を理解して続きから作業してくれる!

これめっちゃ便利

特に以下のシーンで重宝します:

1. 長時間の作業中に固まった時

複雑な実装をしてる最中に固まっても、最初から説明し直す必要がありません。

2. 一時的に別の作業をした後

# Claude Codeで作業
# 別のターミナル作業
# また Claude に戻りたい時
claude -c  # さっきの続きから

3. PCを再起動した後でも

会話の履歴が保存されてるので、PC再起動後でも続きから始められます。

他にもマニュアルで見つけた地味に便利な機能

メモリ機能

# 入力の最初に#をつけるとメモリに保存される
> #このプロジェクトではReact + TypeScriptを使ってます

複数行入力

# \ で改行できる
> 長い質問を\
> 複数行で書ける

# Option+Enter でも複数行入力可能

スラッシュコマンド

/compact    # 会話を圧縮(長い会話をまとめる)
/doctor     # Claude Codeの動作状況をチェック
/vim        # Vimキーバインドを有効化
/memory     # メモリファイルを直接編集

便利なフラグ

claude --output-format json    # JSON形式で出力(スクリプト向け)
claude --verbose              # デバッグ用の詳細出力
claude --max-turns 5          # 自動実行の最大ターン数制限

実際使ってみた感想

改行機能は便利そうです。長いプロンプト書く時に重宝しそう。

圧縮する機能とか、メモリーを直接編集するとかは、正直何が起こるのかよくわからないという感じは否めないです。

でも、少しずつ試してみようかなーという気持ちになりました。マニュアルって宝の山ですね。

注意点

  • 直前の会話のみ復元可能です
  • あまりに長い会話だと、一部のコンテキストが失われる可能性があります
  • 複数の会話を同時進行してる場合は、最後の会話が復元されます

まとめ

Claude Codeが固まって困った時は:

# 1. Ctrl+C で一旦終了
# 2. すぐにこれ
claude -c

これだけで会話の続きから再開できます。

知らなかった人は、ぜひ覚えておいてください。いつか必ず役立つ時が来ます。

固まった時も「あ、-cオプションあるから大丈夫」って思えるようになりました。

マニュアル見るって大事だなって思った

正直、そもそもマニュアル見ないがちだから見てませんでした。

でも今回の件で、マニュアルには便利な機能がちゃんと書いてあるんだなって実感しました。

claude --help

これ打つだけで、色々なオプションが確認できます。使い始めの人は一度見ておくと良いかもしれません。

知らない機能、まだまだありそうです。

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