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インフラエンジニアというお仕事

2025/01/02に公開

はじめに

皆さんはインフラエンジニアというとどういったイメージを思い浮かべますか・・?
未経験でもできる、縁の下の力持ち、夜勤が多そう、地味そうetc

正解は・・

いずれも正解です!

なので良いイメージでもあるし、悪いイメージでもあって未経験の人からすると、開発エンジニア(ここでいう開発エンジニアはプログラミングゴリゴリ書いたり、渋谷系イケイケITを連想)がいいのかなって万人の人がそう思うはずです。(私も就活生の頃はまさにそうでした笑)

でもこうして社会人として仕事をしていくとインフラエンジニアはとても美味しい職種というのが身に染みて感じるようになりました。それについて今回は少しお話しようかなと思います。

インフラエンジニアという多彩な領域

会社によってインフラエンジニアという立ち位置は実は様々です。知っている限りの”インフラエンジニア”を列挙してみます。

これもあるでしょ!というのもあるかもしれませんが知ってる限りだけでもこんなにあります。

種類 役割 主なタスク
ネットワークエンジニア ネットワークの設計・構築・運用 ネットワークトポロジー設計、VLAN設定、VPN構築、トラフィック最適化、セキュリティ対策(ACL、IDS/IPS)
サーバーエンジニア サーバーインフラの設計・運用 サーバーOS設定、アプリケーションサーバー構築、高可用性システム構築、ストレージ管理
データベースエンジニア データベース管理 データベース設計、パフォーマンスチューニング、バックアップ、リカバリ、レプリケーションやシャーディングの管理
クラウドエンジニア クラウドインフラの設計・運用 クラウドリソース設計、IaC活用、コスト管理、マルチクラウド戦略設計
セキュリティエンジニア システム・ネットワークのセキュリティ強化 セキュリティポリシー策定、ペネトレーションテスト、セキュリティ監視、暗号化と認証システムの導入
DevOpsエンジニア 開発と運用プロセスの統合 CI/CDパイプライン設計、自動化ツール活用、コンテナとクラウド環境の管理
サイト信頼性エンジニア(SRE) サービス信頼性とパフォーマンスの向上 SLO設定、インフラのパフォーマンス監視、自動復旧システム設計
オペレーションエンジニア 日々のシステム運用管理 障害対応、監視ツール使用、定期メンテナンス実施

こういった形で一言でインフラエンジニアと言っても、これだけの数があり、日々の業務では基本的には業務を細分化していきながら業務を進めていくことが多いです。(アプリからインフラ全てができるフルスタックエンジニア、全体設計を行えるアーキテクトといった存在もありますが、極まれです)

なので自分はネットワークが強いのであれば、ネットワークエンジニア、データベースに強いならデータベースエンジニアといった形でそれぞれの強みを生かして仕事を行うことが多いです。特にそれがプロジェクトの規模が大きくなったり、大手企業であればあるほど特化されるケースが多いです。

そしてよく未経験求人にありがちなものに関しては実はこのオペレーションエンジニアという業務がアサインされるケースが多いです。

(個人的には)オペレーションエンジニアは非常に大事な立ち位置だと思いますが、敬遠されるケースは多いのかなと思いますがどういった運用がされていて、どのようにシステムが動いているかはこういった運用エンジニア出ないと肌に感じて実感ができないからです。

ただしオペレーションエンジニアは「誰でもできる」という前提で業務やオペレーションはほぼ定常業務化されています。この定常業務ができるが故、何年も同じ仕事をしているケースが見られます。一方で定常業務をはじめ自ら改善をしたり煩雑な業務自動化してそれをきっかけにしてより設計や構築といった上流の方にシフトされるケースもあったりします。こういった形でインフラエンジニアの仕事は「自分の努力次第で」色んなキャリアパスを築くことができるというのも醍醐味です。

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