Codex が JetBrains IDE にネイティブ統合されました
はじめに
JetBrains IDE では、以前 Claude Code がネイティブ統合されましたが、今回新たに OpenAI の Codex もネイティブ統合され、IDE 内で利用できる“エージェント型 AI”の選択肢がさらに広がりました。
本記事では、JetBrains 公式ブログおよび公式デモ動画をもとに、
Codex × JetBrains IDE をご紹介いたします。
Codex × JetBrains IDE
Codex は、OpenAI が開発した、自然言語による指示からプログラミングコードを自動生成・修正するAIコーディングエージェントです。
- コードベース全体を読み取り
- 必要なファイルを自ら探索し
- 実際にコードを修正
- ビルドやテストを実行して自己検証する
これまでは CLI や Web、API 経由での利用が中心でしたが、
今回 JetBrains IDE にネイティブ統合されたことで、JetBrains IDE内のAIチャットを介してCodexをエージェントとして使用できるようになりました。

OpenAI の Dominik Kundel 氏と、JetBrains の Gleb Melnikov 氏のデモ
OpenAI の Dominik Kundel 氏と JetBrains の Gleb Melnikov 氏のデモでは、以下のようなコードベースが使われています。
- Kotlin Multiplatform
- Android / iOS / Web / Desktop 対応
- Compose Multiplatform
- KotlinConf の公式アプリ
①コードベース理解から
最初に Codex に投げたのは、
「これはプロジェクトはなんですか?」
Codex は、
- ファイル構成を確認
- 関連ファイルを横断的に読み込み
- プロジェクト全体の役割を把握
➁iOS ビルドエラーを丸投げで修正
次は、iOS 向けビルドで発生したエラー対応です。
- ビルドエラーログをコピー
- Codex に貼り付けて「ビルドエラーを直して」と依頼
Codex は、
- スタックトレースを解析
- 影響範囲のファイルを特定
- 実際にコードを修正
- 再ビルドで自己検証
という流れを IDE 内で完結させました。
結果として、ビルドが成功し、アプリも正常起動。
③ローカライズ(スペイン語対応)を一任する
次に与えたタスクは、
「このアプリをスペイン語対応してほしい」
Gleb Melnikov 氏はモバイル開発において、ローカライズは多くの開発者が頭を悩ませる作業のひとつです。
派手なUI変更があるわけではないものの、対応範囲は広く、手順も煩雑で、
しかもプロダクトとしては非常に重要という、いわば「地味につらい」タスクです、とコメント。
Codex は、
- 各プラットフォームのリソースを調査
- ローカライズ対象ファイルを特定
- 翻訳を追加
- Gradle でビルド
- 実行結果を確認
という一連の流れを自律的に実行します。
変更されたファイルは Git の未コミット状態で確認でき、
最終的に iOS シミュレータ上で スペイン語表示されていることまで確認されました。
アクセスモードで制御できる安全性
Codex には 3 つのアクセスモードがあります。
- Read-only:コード閲覧のみ
- Agent mode:コマンド実行は都度承認
- Full access:ファイル変更・コマンド実行が可能(危険操作は制限あり)
JetBrains IDE で Codex を使ってみましょう
Codex は、JetBrains IDE(バージョン 2025.3 以降)の AI チャットから直接利用できます。
利用にあたっては、AI Assistant プラグインの最新バージョンがインストールされていることを確認してください。
AI チャット内の エージェント選択メニュー に Codex が表示され、 使い始めることができます。
おわりに
Claude Code に続き Codex も加わったことで、
JetBrains IDE は エージェントの選択肢が増え、JetBrainsが目指すAI Agnosticを実現しています。
次にJetBrains IDE にネイティブ統合されるエージェントが楽しみです。
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参考資料
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