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XSLTを使いながらTEI/XMLファイルを編集する

2025/01/23に公開

概要

XSLTを使いながらTEI/XMLファイルを編集する方法の一例を紹介します。

関連

以下の記事で、VSCodeの拡張機能を使いながら、XSLTの結果をプレビューする方法を紹介しました。

https://zenn.dev/nakamura196/articles/30fd1b8b7c310a

本記事では、上記の拡張機能を使用せず、より単純にXSLTを使いながらTEI/XMLファイルを編集する方法を紹介します。

拡張機能のインストール

VSCodeで以下の拡張機能をインストールします。

加えて、以下の2つの拡張機能が、Scholarly XMLにおいて推奨されています。ただ、私の使い方では不便になってしまう場面もあったので、とりあえず任意とします。

ファイルのダウンロードなど

以下のサンプルリポジトリを対象にします。

https://github.com/nakamura196/tei-xml-xslt-vscode

以下により、ファイルをダウンロードします。そして、VSCodeで開きます。

git clone https://github.com/nakamura196/tei-xml-xslt-vscode
code tei-xml-xslt-vscode

そして、画面右下のGo Liveをクリックします。

デフォルトでは、http://127.0.0.1:5500/がブラウザで開かれ、以下のフォルダが表示されます。

そして、teiフォルダ内のexample1.xmlを開くと、以下のように表示されます。

http://127.0.0.1:5500/tei/example1.xml

TEI/XMLファイルの編集

VSCodeでTEI/XMLファイルを編集します。

そして、ブラウザで開いているページを更新すると、編集内容が反映されます。

これを繰り返し、TEI/XMLファイルを編集しながらプレビュー結果を確認します。

ファイルの変更

example1.xmlをコピーすることにより、新規のファイルを作成することができます。

またxslファイルは以下のように相対パスで指定されています。

<?xml-stylesheet type="text/xsl" href="../xsl/make-CETEIcean.xsl"?>

新規にxslファイルを作成し、上記の相対パスを変更することにより、他のxslファイルを用いたXSLTを実行できます。

参考

VSCodeでTEI/XMLファイルを編集する場合、Github Copilotなどを使って、AIによるサジェストを受けることができます。

またCursorを使って、AIによるアシストを受けることもできます。XSLファイルの編集にあたっては、AIによるアシストが特に便利でした。

縦書きにしたい。のような自然言語で指示することにより、xslファイルを編集できました。

まとめ

上記の手順はあくまで一例ですが、TEI/XMLファイルの編集にあたり、参考になりましたら幸いです。

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