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自然言語でCMSを操作する時代へ。ヘッドレスCMS「NILTO」の新機能「NILTO MCP」の紹介

に公開

私が所属するヘッドレスCMS「NILTO」開発チームから、「NILTO MCP」が発表されました。
NILTOはAIと人間が協業する次世代のCMSとなることを目指し、MCPサーバー機能の統合を進めていきます。

NILTOとは

NILTOは、複雑なコンテンツ運用をミスなく簡単に行えるように設計されたヘッドレスCMSです。柔軟なデザインと快適な書き心地を両立したフレキシブルテキストや、複数サイトの一元管理、多言語対応など、様々な機能を提供しています。

ヘッドレスCMSは一般的なCMSとは異なり、フロントエンド(ウェブサイトの見た目)を持たず、APIを介して様々なプラットフォーム(ウェブサイト、スマートフォンアプリ、デジタルサイネージなど)へコンテンツを柔軟に配信できるのが大きな特徴です。

NILTO MCPとは

NILTO MCPは、NILTOとネイティブに統合したリモートMCPサーバーです。
この「ネイティブに統合」とは、既存APIのラッパーとしてではなく、Streamable HTTP方式を採用し、MCPエンドポイントを専用に設計・実装することを意味します。

これにより、以下のことが実現できます。

  • MCPに特化してチューニングすることで、機能の幅と精度を向上させることができる。
  • OAuthやIPアドレス制限など、セキュリティを確保するための仕組みを導入できる。

NILTO MCPを活用することで、これまで多大な時間と労力を要していたコンテンツ運用業務を効率化することが可能となります。

例えば、Claude DesktopやGemini CLIといったAIエージェントが、情報収集から原稿入稿、承認依頼、公開予約までを自律的に実行できるようになり、コンテンツ制作のリードタイムと作業コストを大幅に削減することができます。

また、OAuthやIPアドレス制限といった堅牢な仕組みにより、セキュリティ要件の厳しい大企業でも安心して導入いただけます。

https://www.nilto.com/ja/lp/mcp?utm_source=zenn&utm_medium=social&utm_campaign=n_san

NILTO MCPでできるようになること

NILTO MCPは、AIエージェントを通じて以下のような操作が可能になります。

コンテンツに対する基本的な操作

コンテンツの運用に関わる基本的な操作が実行できます。

  • コンテンツの作成: 指示に基づき、新しい記事や商品情報などを適切なフィールドに入稿します。
  • コンテンツの更新: 公開済みの記事の特定箇所の修正や、複数のコンテンツにまたがる情報の一括更新を行います。
  • コンテンツのステータス管理: コンテンツの公開、非公開、公開予約といったステータスをAPI経由で制御します。

運用プロセスの自動化

NILTO独自のコア機能と深く連携することで、単なるコンテンツ操作に留まらない、高度な運用プロセスを自動化します。

  • ワークフローの自動実行: AIによるコンテンツ入稿時に、担当者へのレビュー依頼を自動で通知し、承認されれば公開するといった、一連の承認プロセスを自動化します。
  • 安全なサンドボックス環境での実行: 本番環境に影響を与えないサンドボックス(テスト環境)内でAIにコンテンツの変更やテストを安全に実行させ、その結果を人間がレビューした後に本番環境へ反映させることが可能です。
  • 多言語コンテンツの一括生成: 多言語対応を意識しなくても、日本語でのコンテンツ入稿時に、入稿データを基にAIが他の複数言語(英語、中国語など)の翻訳コンテンツを自動で生成・入稿します。

ユースケース

ウェブディレクター

終了したキャンペーン情報の公開終了

  • before:一つずつ手作業で非公開化、または期間設定変更
  • after:「全ブランドサイトで終了したキャンペーン情報を非公開にして」

商品カテゴリの構造変更

  • before:一つずつ記事を開いてカテゴリ変更
  • after:「商品カテゴリを新構造に再編成して」

ウェブサイトエンジニア

旧CMSからNILTOへの移行

  • before:APIを利用する移行スクリプトを開発
  • after:「以下のルールに従って旧CMSから全コンテンツを移行して」

フロントエンド開発用のテストデータ作成

  • before:テストデータ生成用のスクリプトを開発、または手作業で入稿
  • after:「ブログ記事のテストデータを100件、リアルな内容で作成して」

メディア編集者・ライター

複数記事の表現調整

  • before:一つずつコピー&ペーストで入稿し書式を手作業で適用
  • after:「すべての記事で『弊社』を『当社』に置換して」

レビューおよび承認依頼の連絡

  • before:記事入稿後、同僚にレビュー依頼し、責任者に承認依頼の連絡
  • after:「次の原稿を入稿してニュース記事用のワークフローを開始」

コンテンツマーケター

AIライティングで生成した大量のMarkdown原稿を入稿

  • before:一つずつコピー&ペーストで入稿し書式を手作業で適用
  • after:「次の原稿をブログ記事として入稿して」

終了したキャンペーン情報の公開終了

  • before:一つずつ手作業で非公開化、または期間設定変更
  • after:「全ブランドサイトで終了したキャンペーン情報を非公開にして」

リリース時期

テクニカルプレビュー版を2025年8月下旬にリリース予定です。

利用可能プラン

無料のパーソナルプランから利用可能です。

制限事項

1日あたりの利用可能回数がプランごとに異なります。上位プランほど利用可能回数が多くなります。また、ワークフロー機能のように、特定のプラン以上でなければ利用できないNILTO独自機能をMCPで操作する場合、その機能が利用可能なプランの契約が必要です。

さいごに

今回は、NILTOの新機能「NILTO MCP」についてご紹介しました。
これまで人間が手作業で行わざるを得なかったコンテンツ管理をAIエージェントが担えるようになる点は、開発者やコンテンツ制作者の皆様の働き方を根本から変えるポテンシャルを秘めていると、私たちは考えています。

今後NILTOの独自機能とさらに深く融合させていくことで、AIと人間がよりシームレスに協業する未来を、私たちは実現していきます。今後のNILTOの進化に、ぜひご期待ください。

NILTO MCP 特設ページ

https://www.nilto.com/ja/lp/mcp?utm_source=zenn&utm_medium=social&utm_campaign=n_san

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