【個人開発】AIとペアプロして「Google審査」に挑み、UXを爆上げした話
前回の記事「【個人開発】AIとペアプロしたら、日程調整ツールが「ユーザーに使われるプロダクト」へと覚醒した話」の続きです。
AI(GoogleのAntigravity)とのペアプロ開発は続いており、今回は**「プロダクトの信頼性向上(Google審査)」と「新規ユーザーへのオンボーディング(UX改善)」**という、個人開発者が避けて通りがちな「面倒だけど超重要なタスク」を一気に進めました。
そのプロセスがまたしても「AIがいなかったら心が折れていた」案件だったので、共有します。
1. ユーザーの利便性を損なわずに「説明」を入れたい問題
課題:いきなりアプリ画面 vs 説明不足
ScheduLinxは「URLを開いたらいきなり使える」という爆速体験を重視しています。
しかし、初めて来た人にとっては「これは何ができるツールなの?」「どうやって使うの?」という説明が不足していました。
通常なら「ランディングページ(LP)」をトップに置いて、そこから「アプリを起動」ボタンで遷移させますが、それでは**「1クリックで使い始められる」という良さが死んでしまいます**。
解決策:アプリの下にLPをくっつける
AIと相談して導き出した解は、**「ファーストビューはアプリそのもの。でもスクロールするとLPが出てくる」**という構成でした。

ファーストビューは今まで通り、すぐに使えるアプリ画面
- 既存ユーザー: 開いてすぐ操作できる(スクロールしなければアプリそのもの)。
- 新規ユーザー: 「これ何?」と思ったらスクロールすれば、機能紹介、対応ツール、FAQなどがリッチに表示される。

スクロールすると、機能紹介やFAQなどのLPコンテンツが現れる
技術的には、アプリのメインコンテナの高さを調整し、その下にFooterコンポーネントとしてSEO対策済みのコンテンツを配置しました。これにより、「ツールの利便性」と「マーケティング的な説明」を1つのURLで両立させることができました。
2. 立ちはだかる壁:「Google Verification」
「未確認アプリ」の警告を消したい
ScheduLinxの目玉機能である「Googleカレンダー連携」。
しかし、個人開発でGoogle APIを使うと、ユーザーに「このアプリはGoogleによって確認されていません」という怖い警告画面が出てしまいます。これを消すには、Googleの審査(Verification)を通す必要があります。
AIとの共闘:面倒な申請準備をハックする
審査には、プライバシーポリシー、利用規約、デモ動画、そして英語での技術的な説明が必要です。ここでもAIが火を吹きました。
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規約ページの爆速実装:
- 「プライバシーポリシーと利用規約のページを作って」と頼むだけで、Next.jsのページとして実装完了。内容は一般的なテンプレートをベースに、今回のアプリに合わせて調整してくれました。

AIが作成したプライバシーポリシーページ
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デモ動画の「個人情報隠し」:
- 審査用動画に自分の予定が映ってしまう…と相談したら、「iMovieやCapCutでこうやって隠せばOK」「限定公開なら審査員しか見ないから大丈夫」と具体的なアドバイスをもらい、サクッと撮影完了。
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最大の難関:英語での申請文:
- フォームにある「なぜこのスコープが必要なのか?」という質問。技術的な正当性を英語で説明する必要があります。
- これもAIに「審査に通るような説明文を英語で書いて」と頼んだら、完璧な回答が出力されました。僕はそれをコピペするだけ。
3. まとめ:AIは「面倒なこと」を「進捗」に変えてくれる
個人開発で一番つらいのは、コーディング以外の「事務作業」や「ドキュメント作成」で手が止まることです。
しかし、AIとペアプロしていると、そういった**「開発者のやる気を削ぐタスク」をAIが肩代わりしてくれる**ため、常に「プロダクトを良くすること」に集中できます。
現在、Googleへの申請は完了し、審査待ちの状態です。
この審査が通れば、晴れて「認証済みアプリ」として胸を張って公開できます。
ScheduLinxは現在も進化中です。ぜひ使ってみてください!
ScheduLinx
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