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エンジニアリングの哲学をAI Agentと考えた - 10時間・25万字の思考実験の記録

2025/01/13に公開

AI Agentと書いた25万字の技術書の話

こんにちは、n.hです。
先日、AI Agentと一緒に技術書を書くという実験をしてみました。テーマは「エンジニアリングの哲学」。10時間で25万字を書き上げました。

なぜやったのか

深夜のコーディング中、ふとした瞬間に浮かんだ疑問:
「プログラミングって本質的に何なんだろう」

この疑問をAI Agentと一緒に考えてみたら、思いがけず面白い本ができました。

使ったAgent

メインのAgent構成:

  • claude sonnet + dify (思考整理・文章生成)
  • エディタ周り (VSCode + Docs)

面白かった発見

  1. AIとの対話の特徴:
  • 哲学の話が妙に上手い
  • コードと概念を結びつけるのが得意
  • 思考が整理されていく感覚
  1. 意外な化学反応:
// Agent「プラトンのイデア論って、こう書けるかも」
interface PlatonicIdea<T> {
  essence: T;
  manifest(): Implementation<T>;
}
  1. Agent特有の動き:
  • 文脈を保持しながらの発展的な会話
  • 意外な角度からの示唆
  • 概念の具体化の速さ

課題だった点

  • 文脈の維持が時々難しい
  • たまに深い穴に落ちる
  • 時間管理の重要性

得られた知見

  1. Agent活用のコツ:
  • 対話的な思考の有効性
  • 具体例と抽象の往復
  • 方向修正の重要性
  1. 内容面での発見:
  • 技術と哲学の意外な近さ
  • AI時代の本質的な問い
  • エンジニアリングの根幹

次に向けて

この実験は、AI時代のコンテンツ生成の一つの可能性を示せたかなと思います。続編も考え中です。

興味を持った方は、ぜひ本編も読んでみてください。予想以上の発見があるかもしれません。


※本の全文はこちらで公開しています。


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