AWS re:Invent 2025 での FSx for OpenZFS 関連セッション
はじめに
ZFS 大好き @mujyun_furu こと古林 信吾(ふるばやし しんご)です。
今回は、AWS re:Invent 2025 の皮を被った FSx for OpenZFS な内容です。
Amazon FSx for OpenZFS とは
Solaris を原点とする ZFS ですが、現在はオンプレミスの Linux で OpenZFS として使われているだけでなく、クラウドで AWS 上の Amazon FSx for OpenZFS としても生き残っています。
詳しい内容は、以前 JAWS-UG 初心者支部で登壇した資料にて説明しているので、そちらをご覧ください。
pre re:Invent
AWS re:Invent 期間が始まる前に、re:Invent での発表から予選落ちした多くのアップデートが発表され、pre re:Invent とも呼ばれます。
pre re:Invent としては、 2025/11/21 に FSx での Intelligent-Tiering が、AWS Backup でサポートされるという発表がありあました。
これはこれで便利なアップデートなのですが、地味ですね。
- AWS Backup now supports Amazon FSx Intelligent-Tiering
AWS re:Invent 2025 での FSx for OpenZFS 関連セッション
AWS re:Invent 2024 では、Intelligent-Tiering が re:Invent 期間に発表され、専用のセッションもありました。
- AWS re:Invent 2024 -Amazon FSx Intelligent-Tiering: A new, fully elastic file storage class (STG216)
Intelligent-Tiering についての詳細は Storage-JAWS に登壇した資料にて説明しているので、そちらをご覧ください。
今回の AWS re:Invent 2025 ではどうだったでしょうか?
辛うじて、1セッションだけ関連しているセッションを見つけました。
- AWS re:Invent 2025 - Improve self-managed database performance and agility with Amazon FSx (STG337)
簡単に要約すると、RDS を使わずに EC2 上でセルフマネージドな Database を使う場合の Amazon FSx を使う利点と手法を説明するセッションです。
RDS は Database をフルマネージドで使えるため運用上の利点が多いですが、あえて EC2 上でセルフマネージドにすることで Database を細かに管理・運用・チューニングすることができます。
その際、EBS 上に Database を配置するのではなく、FSx を使うことで高可用性や FSx の様々な機能を活用できます。
例えば、FSx for OpenZFS 上に Database を配置した場合であれば、スナップショットしたものをクローンして開発環境にマウントするなどのことができます。
なお、先日 AWS 公式Blog でも関連する内容が公開されていました。
- Getting started with self-managed Oracle in AWS using Amazon FSx for OpenZFS
オンプレミスから AWS にリフトする際、一つの選択肢として考えるのも良いと考えます。
まとめ
ということで、AWS re:Invent 2025 では FSx for OpenZFS に対する大きなアップデートはありませんでしたが、関連セッションは存在していました。
2026 ではすごいアップデートが来ることを望みます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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