Tableau備忘録3
自分で1からVizを作成してみた際に、思いがけずハマったポイントや、改めて理解し直した内容を備忘録としてまとめています。
1. マップに複数の情報を持たせたい
まず、都道府県別の犬の登録頭数をマップで可視化しました。
色の濃淡で登録数の多さが一目で分かる構成です。
🤔 他の情報も同じマップ上に表示するには?
例えば、犬の登録頭数に加えて、動物診療所の数も同時に表示したい場合は、
「マークレイヤー」機能を使うのが有効です。
✅ 手順
① 地域をマップ上にドラッグすると、「マークレイヤー」が表示される
🌀 はまったポイント
別のテーブルにある「都道府県」フィールドをマップ上にドラッグしても、マークレイヤーが表示されない…!
これは、マークレイヤーとして使用できるのは地理的フィールドのみだからです。
そのため、「地理的役割:都道府県」 を割り当てる必要がありました。
② 地理的役割を設定したフィールドをマークレイヤーにドロップ!
●が地図上に表示されるようになりました!
③ 「サイズ」や「色」に動物診療所の数を設定
これで、犬の登録頭数(色) と動物診療所の数(円サイズ) を同じマップ上で表現できます。
2. 棒グラフを重ねたい
「棒グラフを重ねるならリファレンスラインを使えばよかったはず」と思い出したものの、
リファレンスライン設定の中に使いたいメジャーが出てこない…!
✅ 解決方法
使用したいメジャーを「詳細」に追加することで、リファレンスラインで選択可能になりました。
🎉 完成
3.パラメーターでソートを制御したい
✅ 手順
① パラメーターの作成
ソートしたい値を、パラメーターのリストに入力します。
② 計算フィールドの作成
①で作成したパラメーターの値に応じて、フィルターとして使用するフィールドを制御します。
③ 並べ替えの編集
並べ替えを②で作成した計算フィールドの値で行うように設定します。
🎉 完成
パラメーターを表示し、ワンクリックでソート順を変更できるようになりました!
✍️ おわりに
実際に手を動かしてVizを作ってみると、「理解したつもり」の部分に気づけてとても勉強になります。
今回のマップレイヤーやリファレンスラインの操作も、基本機能をうまく組み合わせることでより豊かな表現が可能になると実感しました。
今後もこうした「小さなハマり」を都度まとめていきたいと思います。
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