指定避難所と緊急指定避難場所の位置情報APIを試作しました
こんにちは、本橋です。
指定避難所と指定緊急避難場所の位置情報APIを試作してみました。
作ったもの
国土地理院が公開している全国の避難所データをもとに、自治体ごとに簡単にアクセスできるAPIとして公開しています。
GitHub Pagesでホスティングしているので、無料で誰でも使えます。
※注:試作につき更新の予定がいまのところありません。現在のAPIは2025年10月27日時点に取得した情報をもとにしています。
避難所データのサンプル
ブラウザで以下のURLにアクセスしてお試しいただけます。
徳島市の避難所データ
- 指定避難所: https://motohasystem.github.io/jp-shelter-api/api/v0/evacuation/362018.json
- 緊急避難場所: https://motohasystem.github.io/jp-shelter-api/api/v0/emergency/362018.json
GeoJSON形式で避難所の位置情報や施設名、対応可能な災害種別(津波・洪水・地震など)が取得できます。
指定避難所と緊急指定避難所の違い
国土地理院のページにこんな記載があります。
指定避難所は、災害の危険がなくなるまでの一時的な避難施設です。
災害発生時には、指定避難所ではなく、指定緊急避難場所へ避難してください。
指定緊急避難場所・指定避難所データ | 国土地理院 より引用
災害が発生したときに、まずとっさに命を守るためにすぐに逃げ込む場所が緊急指定避難所で、その後に災害の危険がなくなるまで生活する場所が指定避難所とのことです。
使い方
エンドポイント
https://motohasystem.github.io/jp-shelter-api/api/v0/{type}/{cityCode}.json
-
{type}:evacuation(指定避難所) またはemergency(緊急避難場所) -
{cityCode}: 6桁の自治体コード
自治体コードの調べ方
自治体コードは「都道府県コード(2桁)+ 市区町村コード(4桁)」の6桁です。
例:
- 北海道札幌市:
011002 - 東京都千代田区:
131016
マスターデータAPIで自治体コードと自治体名を変換できます:
# コードから自治体名を引く
https://motohasystem.github.io/jp-shelter-api/api/v0/code-to-city.json
# 自治体名からコードを引く(逆引き)
https://motohasystem.github.io/jp-shelter-api/api/v0/city-to-code.json
こちらにAPIを使ったサンプルアプリも公開しています。
よかったらお試しください。
データがない自治体の扱い
データが公開されていない自治体では以下のJSONレスポンスを返します:
{
"type": "unavailable",
"code": "111015",
"name": "埼玉県さいたま市西区",
"dataType": "evacuation",
"message": "この自治体の指定避難所データは公開されていません。",
"note": "政令指定都市の区の場合、市全体としてデータが提供されている可能性があります。"
}
どの自治体のデータが利用可能かは、データ可用性APIで確認できます:
https://motohasystem.github.io/jp-shelter-api/api/v0/data-availability.json
データの出典
- 避難所データ: 国土地理院 指定緊急避難場所・指定避難所データ(2025年10月27日取得)
- 自治体コード: 総務省 全国地方公共自治体コード
国土地理院コンテンツ利用規約に基づき、出典を明示することで自由に利用できます。
おわりに
避難所データをAPI化することで、防災アプリやWebサイトに簡単に組み込めるようになりました。
今回は自作アプリの実験的機能として組み込めないか、試す目的で作成しています。本格稼働させる段階では、定期的にデータ更新してお使いいただけるようにしていきたいと思っています。
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