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Azureのコスト分析を毎月メール通知するように設定した

2024/03/22に公開

私の会社では、運用担当者しか商用環境に入ることができず、コストを取りまとめている部署が直接Cost Managementにアクセスすることができないため、運用担当者が毎月Azure利用料の報告をしていました。

自動でメール送信できないかと調べていたところ、割と簡単に実装できたため、その方法を共有します。

自動メール設定の手順

  1. AzurePortalにサインイン後、[コストの管理と請求]>[コスト管理]>[コスト分析]を開く。

  2. 「スコープ」「期間設定」を選択する。

    ・「スコープ」は、管理グループ、サブスクリプション、リソースグループ単位で選択できる。
    ・「期間設定」は、今回前月分のコストレポートを提出したいので、「先月」を選択した。

  3. コストビューを名前をつけて保存する。

  4. 保存したコストビューを選択する。

  5. 「申し込む」から「追加」を押下する。

  6. メール受信登録の設定をする。

[名前]: 任意の名前
[メールの件名]: 任意のメール件名
[受信者]: 送付先のメールアドレス
[メッセージ]: 電子メールに表示させたいメッセージ
[CSVへのリンクを含める]: チェックを入れることで、メールにCSVのリンクが添付される。
 ※Azure Portalにログインせずに、日割りの詳細なコスト状況(ドル表記、円表記)を取得できる。
[このスケジュールを非公開にする]: チェックを入れると、非公開にできる。
[開始日]: メールの受信を開始したい日付
 ※未来の日付を選択する。
[終了日]: メールの受信を終了したい日付選択した日付
[頻度]: 電子メールを送信する頻度
 ※以下の中から選択してください:
 "すべての平日(月曜日から金曜日)"
 "すべての平日(日曜日から木曜日)"
 "毎週〇曜日"
 "請求書の確定後の毎月"
 "カスタム"

以上で、設定完了です。
設定した日時にAzureからメールが来るようになっているかと思います。

まとめ

Azureのコスト状況を自動で定期的なメールレポートとして送信する仕組みを導入することで、無駄な作業を削減できました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
SREに則って、どんどんトイル削減するぞ!

参考文献

https://cloudsteady.jp/2022/04/19/56611/

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