技術書典10にサークル参加しました

公開:2021/01/06
更新:2021/01/06
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はじめに

こんにちは。高校2年の樅山です。

2020年12月26日から、本日2021年01月06日までオンラインで開催されていた、技術書典10にサークル参加していました。

元々、技術書典8でりーぜんとさんとふたりであーるえむというサークルを組み、サークル参加する予定だったのですが、コロナウイルスの影響によって中止になってしまいました。

今回の技術書典10では、私はZennでも公開している Nim XD Book1と、

メタプログラミングについて重点を絞った Nim XD Book2

という2冊を頒布しました。

この記事は、技術書典の概要と、技術書を書いてみてよかったことなどをまとめて紹介します。

技術書典とは

新しい技術に出会えるお祭りです。
技術書典は、いろんな技術の普及を手伝いたいとの想いではじまりました。
技術書を中心として出展者はノウハウを詰め込み、来場者はこの場にしかないおもしろい技術書をさがし求める、技術に関わる人のための場として『技術書典』を開催します。

公式サイトからの引用です。
つまりは、プログラマにとってのコミケ!(コミケ未体験ですが)
自分で技術書を執筆して頒布するもよし、ここでしか買えない同人技術書を買い込むもよし、とても楽しいイベントです。

一般参加とサークル参加という2つの参加形式があり、もし技術書を執筆して頒布してみたいなら、後者の形式で参加してみましょう。

オンライン開催ということもあり、出展料は無料です。なんと販売手数料も一定売上額(初参加の場合は10万円)までなら無料なので、気軽に参加してみましょう!

本を書いてみての感想

とにかく締め切りに追われました。というか、間に合いませんでした。[1]

執筆環境は当初はRe:Viewを使って書いていたのですが、Markdownで書き慣れてしまったせいかフラストレーションが書けば書くたび溜まってしまったので、Zennで書いてから md2review で変換しました。

Markdownでスラスラかけて、一括で変換しておかしなところを直していくように手順を変えたところ、Re:Viewで書いていたときの5倍は手が進むようになった気がします。

本を書くこと自体は、とても楽しかったです。
締め切りまでの1ヶ月間はずっと本に集中していましたし、お金を払って買っていただく以上適当なことを書いていてはいけないので、本当に正しいかどうかの検証であったり、Nim自体の勉強にもたくさん時間を使うことができました。

何かサービスを作っていたわけでも、地道に勉強していたわけでもありませんが、本を書くことで副次的にその技術の知識が膨らんでいくような体験をしました。

アウトプットが重要だとTwitterでも、Qiitaでも、Zennでもよく聞く言説ですが、やはり実際にやってみるとその効果を体感できると思います。

参加してみての感想

カードを持っていないので技術書を買うことはできませんでしたが、無料で頒布されている本はダウンロードしました。

今年、SecHack365というセキュリティーイノベーター育成プログラムに参加しているのですが、その同期の参加者の有志が頒布したこの2冊

は無料で手に入れることができます。

2020SecHack365文芸部部誌 年越し号

SecHack365文芸部部誌 はみだし号

読みましたが、とても面白かったです。

どれくらい売れたのか

なんとなく気になる点かもしれませんが、私は技術書典にサークル参加するのは実質初めてですし、参考には一切ならないかもしれませんが、Book1とBook2、合わせて44冊を頒布しました。

実際は、ここから表紙絵などの制作費が引かれたりするので、お金目当てで書くには労力に対して割りに合わないと感じるかもしれませんし、おすすめできません。

しかし、技術を広めたかったり、自分の経験や技術を本という形あるものにしてみたいという気持ちがあれば、技術書典への参加は本当におすすめです。

締め切りがありますから、自分の中でも明確な目標をもって執筆を
進めることができますし、多くの参加者は技術書に対してお金という形で価値を認めてくれるので、モチベーションも十分に保てると思います。

もちろん、お金を払ってもらうほどの自信がないと思っていても、無料頒布できます。[2]

終わりに

商業の技術書を出版するにはハードルがありますが、技術書典の存在によって誰でも技術書を執筆して頒布する機会があります。

自分が持っている技術を文字に起こして、他者に公開することは、他者にとっての利益だけでなく、自分自身が大きく成長できるチャンスでもあります。

まずはZennで技術書を書いてみましょう!

そして、ぜひ、次回の技術書典11にサークル参加して、技術書を頒布しましょう!

脚注
  1. しかし、電子書籍のみの販売だったので遅れてもなんとかなりました。 ↩︎

  2. 多くの購入者は技術書を書くということがどれほど大変かをわかっていると思いますし、同人技術書頒布イベントでどれくらいのばらつきがあるかも理解して、その上で購入されていると思います。もちろん、サークル参加者は目次などを公開しておくとより良いです。 ↩︎