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あなたの組織は"devopsな"組織ですか?

2022/10/29に公開約1,900字

DevOps(デブオプス)は、ソフトウェア開発手法の一つ。開発 (Development) と運用 (Operations) を組み合わせたかばん語であり、開発担当者と運用担当者が連携して協力する(さらに両担当者の境目もあいまいにする)開発手法をさす。ソフトウェアを迅速にビルドおよびテストする文化と環境により、確実なリリースを、以前よりも迅速に高い頻度で可能とする組織体制の構築を目指している。

DevOps - Wikipedia

devops という用語自体は「development」(開発)と「operations」(運用)の混成後だ。だが、devops の基本概念は、組織全体に応用できるし、応用すべきものだ。成功を持続できる企業は、開発、運用チームだけから成り立っているわけではない。

O'Reilly Japan - Effective DevOps

今回は、簡単な質問とそれに対する "devopsな"組織のあり方を見ていくことにより、devopsな組織がどんな組織であり、どんな組織でないか、を一緒に考えてみましょう。

Q. 最近組織やチームの課題はなんですか?

devopsな組織では特定の方法論のベストプラクティスや定義に囚われず、自分たちの課題と向き合うことができます。

例) 開発チームとマーケティングチームの連携が取れておらず、広告経由のユーザーに対して最適なおもてなしができていないことです。

Q. 最近組織やチームのやり方で変えてみたことはなんですか?

devopsな組織は課題と向き合い試行錯誤を行おうとします。試行錯誤を行う時間が用意されています。

例) 最近、職種を横断した合同のミーティングを用意しました。

Q. メンバーの失敗・成功のストーリーを組織に共有する場所はありますか?

ストーリーを共有することで、

  • チーム内の透明性が増し、チーム内に信頼が生まれます
  • 実際にダメージの大きいミスをする前に、それを防ぐ方法を同僚が伝えることができます
  • 新しい問題の解決に使える時間が増え、イノベーションが促進されます

例) 私たちの開発チームは毎朝、昨日起きたことを共有するミーティングがあります。

Q. あるチームとほかのチームが同じコミュニケーションツールを使っていますか?

同じコミュニケーションツールを使えているということは、その2つのチームが互いにコミュニケーションを取ろうとしていることの結果です。コミュニケーションをしない2つのチームは、たとえ共通のツールとしてSlackを導入したからといって、コミュニケーションをするようになる訳ではありません。

例) 開発チームとマーケティングチームは同じ Slack のチャンネルでコミュニケーションをとっており、活発な意見交換が行われています。

Q. 組織の成功を測るための指標はどのくらいありますか?

成功に向けた洞察を得ることができます。

例) 私の組織ではコンバージョン率やユーザーの行動量(PVやクリックイベントなど)を計測しています。サイトのレイテンシーを計測しています。

Q. 組織の成功の計測データは公開されていますか?

計測データが公開されていれば、運用について深い知識のない社員(例えばフロントエンドエンジニア)でも、反復的な改善のための知見や判断を引き出すことができます。

例) 私の組織では、Googleアナリティクスのデータは、開発チーム、マーケティングチーム、ステークホルダー、顧客に公開されています。ただし、開発チーム以外には、一部のデータのみ公開されていて、深い洞察への誘導はありません。

Q. 組織のルールは明示されていますか?

ルールを明示することによって、新しく参加したメンバーが組織の過去の失敗を遡ることができます。暗黙的なルールは、新しいメンバーにとって気付きにくいものであり、同じ失敗を繰り返してしまうこともあります。

例) 私たちのチームのWikiにはコードレビューのやり方やデプロイ後の確認事項などがまとまっています。


あなたの組織の回答はどのようなものでしたか?私も自分の組織について振り返ることができました😄

参考

O'Reilly Japan - Effective DevOps

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