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Azure App Service の Easy Auth で認証済みユーザーのセキュリティグループ情報を取得してみた

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例えば Web アプリケーションで、認証済みユーザーに関連する何かしらの情報を用いて、管理者ユーザーなのか一般ユーザーなのかを判別し使用するメニューや機能を出し分けたいとします。大抵の場合は、データベース内にユーザー情報を管理するテーブルを用意して利用するのですが、Azure App Service の場合は、Easy Auth という組み込みの認証方法があり、設定によって認証済みユーザーのセキュリティグループ情報が取得できるため、これを利用する設計にすればデータベースに情報をもっておく必要がありません。という事で、実際に試してみました。

Easy Auth 設定画面から Entra ID アプリケーションに移動

appservice-easyauth-securitygroup-00.png

Microsoft Graph アプリ マニフェストを編集

groupMembershipClaimsnullSecurityGroup に変更します。

appservice-easyauth-securitygroup-01.png

Web アプリケーションの認証後 /.auth/me でセキュリティグループの Object ID を確認

appservice-easyauth-securitygroup-02.png

参考

https://learn.microsoft.com/ja-jp/entra/identity/hybrid/connect/how-to-connect-fed-group-claims#configure-the-microsoft-entra-application-registration-for-group-attributes

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