AI時代の新しい学び方:生成AIで試験対策してみた
1. はじめに
生成AIの活用が広がる中で、日々の業務だけでなく、試験対策にも活用できるのでは?と思い、実際に取り入れてみました。
本記事では、生成AIを試験対策に使ってみて感じた「向いていること・向かないこと」や、具体的な使い方の例をまとめています。
2. 試験対策に生成AIを活用できる場面
生成AIは、試験対策の中でも特に「情報整理」や「練習問題の生成」といった用途で活用しやすく、学習の効率化に役立ちます。
実際に使ってみて、以下のような場面では特に有効だと感じました。
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キーワードの整理や意味の把握
- 試験範囲に含まれる用語を一覧化し、それぞれの意味をざっくりつかむのに便利です。さらに、具体例や他の似た用語との違いも質問すれば、その場で答えてもらえます。
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練習問題の生成
- 覚えた内容を確認するために、生成AIに問題を作ってもらう使い方はかなり有効でした。自分で問題を探さなくても、キーワードを指定すれば数問出してくれるので、スムーズにアウトプットの練習ができます。
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間違えた箇所の復習
- 自分の解答と正解の違いをもとに、「どこで認識を誤ったのか」「どう捉えると覚えやすいか」といった観点で再説明を依頼できます。
3. 試験対策に生成AIが不向きな場面
便利な生成AIですが、すべての試験対策に適しているわけではありません。以下のようなケースでは、使い方に注意が必要です。
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用語を一切知らない状態で説明を求める
- 正誤を判断できないままAIの出力を鵜呑みにしてしまう可能性があります。使うとしても概要をつかむ程度にとどめ、最終的には公式テキストや信頼できる資料で確認しましょう。
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計算問題の出題を依頼する
- AIは計算問題への対応が安定していないため、正確性を求める場面では適していません。計算問題は、手元の教材や過去問などを使うのが安心です。
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出題範囲や用語が公式でまとめられていない試験への対応
- ご当地検定やマイナー資格など、出題基準が不明瞭な試験では、AIによる出題や解説の正確性に限界があります。
4. 生成AIを使った試験対策の進め方とプロンプト例
実際に活用した例として、「AWS Certified AI Practitioner」の試験対策を紹介します。
まずは事前に以下のテキストで学習を進めました。
AWS認定AIプラクティショナー 合格対策テキスト+問題集
その後、問題を解きながら、特に間違えた問題の理解を深めるために生成AIを活用しました。
生成AI活用の流れは以下の通りです。
生成AI活用の流れ
実際に活用した流れは以下のとおりです。
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試験ガイドに基づき、出題分野ごとのキーワードをリストアップ
まず、試験ガイドに記載されている各出題分野にどんなキーワードが含まれているのかを、生成AIに整理してもらいました。
これにより、学習範囲の全体像を把握しやすくなります。 -
キーワードに基づく練習問題の作成
リストアップしたキーワードを元に、各分野ごとに10問ずつランダムに問題を作ってもらい、実践的な形で理解度を確認していきました。 -
正誤の確認と解説の取得
自分の回答を伝えることで、正解かどうかのチェックと、各選択肢についての簡単な解説をもらいました。
これにより、正しく覚えられているかどうかをその場で確認できます。 -
理解の浅いキーワードと誤答したキーワードの深掘り・再出題
間違えた問題のキーワードや、解説を読んでも理解が不十分だと感じたキーワードについては、あらためて生成AIに内容を解説してもらいました。
その後、該当キーワードに関する追加の問題を出題してもらうことで、知識の定着を図りました。
プロンプト例
私は「AWS Certified AI Practitioner」を受験しようとしています。そのために、試験勉強を手伝って欲しいです。
勉強は以下の手順で進めたいです。
1. 試験ガイド「第1分野: AIとMLの基礎」のキーワードをリストアップする
・AWS公式試験ガイドや広く知られている情報に基づいてリストアップしてください
2. 出題分野内のキーワードに関する問題を10問ずつ出題する。
・キーワード数が10の倍数でない場合は、10の倍数になるように問題数を切り上げてください。
・例: キーワード: 22個 → 問題: 30問
3. 解答と解説を出す。
・未解答や誤答の問題については要復習キーワードとして記録する
・全ての問題を出題するまで手順2, 3を繰り返す
4. 要復習キーワードの解説を行い、問題を再出題する
これらの手順を第1分野〜第5分野まで繰り返します。
出題形式は以下の通りです。
・択一選択問題
解答形式は以下の通りです。
・カンマ区切り
・選択肢の記号で回答(A, B, C, D, 等)
・回答が不明な場合は _ とする
・例: A, D, _, B, …
それでは、まず第1分野のキーワードリストアップから始めてください。
進め方のポイント・コツ
- プロンプトは「具体的かつ簡潔」に作る
- できるだけ「何をどのようにしてほしいか」を明確に伝える
- AIの回答は完璧ではないので、必ず「正確さ」を確認しながら使う
- 出典や参考にしてほしい情報があれば、プロンプトで指示する
5. まとめ
今回は生成AIを使った資格試験対策の方法について紹介しました。実際に「AWS Certified AI Practitioner」の試験勉強で活用してみて、生成AIは学習の効率化や理解の深掘りにとても役立つツールだと感じました。
ただし、AIの回答は必ずしも正確ではないため、公式資料や信頼できる情報源と併用することが重要です。生成AIをうまく補助ツールとして使いこなすことで、より効果的な試験対策が可能になります。
これからもAI技術の進歩に伴い、学習スタイルはますます多様化していくと思います。みなさんも自分に合った活用法を見つけて、ぜひ試験対策に役立ててください。
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