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【AWS】CloudWatchとCloudTrailの違いは?「宇宙船のコックピット」で理解する運用・監視サービスのすべて

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はじめに:AWSは「操縦」しなければ墜落する

サーバーを立てて終わりではありません。
「今、CPUは燃えていないか?」「誰か勝手に設定を変えていないか?」
これらを管理(マネジメント)し、統制(ガバナンス)する必要があります。

サービス名が多くて混乱しがちですが、「宇宙船のコックピット」にある計器類だと思えばスッキリ整理できます。

1. 「目」となるサービス(監視と記録)

ここが試験で一番出る「どっちがどっち?」ポイントです。

  • Amazon CloudWatch:
    • 役割: 「今の状態」を見る。
    • 例: コックピットの「スピードメーター」や「燃料計」。
    • 「CPU使用率が80%を超えたらアラームを鳴らす(SNS通知)」などが仕事です。
  • AWS CloudTrail:
    • 役割: 「過去の操作」を記録する。
    • 例え: 飛行機の「フライトレコーダー(ブラックボックス)」。
    • 「誰が、いつ、EC2を停止させたか?」という犯人探し(監査)に使います。
    • 覚え方: Trail(トレイル)=足跡。

2. 「手」となるサービス(自動化と操作)

大量のサーバーを一個ずつ手動で設定するのは無理です。

  • AWS CloudFormation:
    • 役割: インフラをコードで管理する。
    • 例: 「全自動建設ロボット」
    • YAMLやJSONで書いた設計図を渡せば、ボタン一つでVPCからEC2まで全く同じ環境を何度でも作ってくれます。
  • AWS Systems Manager (SSM):(既存ユーザーのみ使用可能)
    • 役割: 複数のサーバーを一括管理する。
    • 例え: 「万能リモコン」
    • 「100台のサーバーにパッチを当てたい」「SSHを使わずにログインしたい(Session Manager)」という時に使います。

3. 「脳」となるサービス(統制と全体管理)

会社組織としてAWSを使うなら、ここが重要です。

  • AWS Organizations:
    • 役割: 複数のAWSアカウントをまとめて管理。
    • 例: 「艦隊司令部」
    • 最大のメリットは「一括請求(Consolidated Billing)」。艦隊全体の燃料代(利用料)をまとめて支払えます。
  • AWS Config:
    • 役割: 設定がルール通りか監視する。
    • 例: 「船内巡回ドローン」
    • 「ハッチ(ポート)が開けっ放しになっていないか?」「装備(設定)が勝手に変更されていないか?」を常に巡回してチェックします。違反があれば即座に警報を鳴らします。
  • AWS Trusted Advisor:
    • 役割: ベストプラクティス(AWS推奨の設定)になっているか診断。
    • 例: 「AIアドバイザー(ナビゲーションシステム)」
    • 「船長、第3エンジンの燃料が無駄です(コスト削減)」「シールドが薄くなっています(セキュリティ)」と、的確な助言をくれます。

まとめ:役割分担表

  • を見るなら CloudWatch
  • 過去を追うなら CloudTrail
  • 構築するなら CloudFormation
  • 運用するなら Systems Manager
  • ルールを守るなら Config

このキーワードで紐付けておけば、試験対策もバッチリです!

あとがき

CloudWatchとCloudTrail、逆にして落ちました… これは私の実話です(笑)。 名前が似ているので、試験本番でパニックになって逆に覚えてしまい、痛い目を見ました。

こういった「紛らわしいサービスの比較」は、やはり試験対策本で表形式で覚えるのが一番確実です。
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