Visual Studio 2026 で開いているソリューションのフォルダーを GitHub Copilot CLI で開く方法
はじめに
Visual Studio の GitHub Copilot には毎日お世話になっています。コード補完はもちろん、ユニットテスト生成(@Test)、デバッグ支援、Profiler Agent によるパフォーマンス分析、コードレビュー、そして Agent Mode による複数ファイルにまたがる編集やターミナルコマンドの実行など、かなり高機能で日常の開発に問題なく使えます。さらに Cloud Agent を使えば時間のかかるタスクをクラウドに委任することもできます。ですが、最新機能の追加がどうしてもワンテンポ遅かったり、ソリューションエクスプローラーに表示されていないファイルの扱いに難があったりします。例えば docs フォルダーの下に AI 用のマークダウンドキュメントを整理しているときに、それらのファイルを読み込めないことがあります。
そんなときに GitHub Copilot CLI を使うと便利なのですが、いちいちターミナルを開いてフォルダーを移動するのがめんどくさいですよね。そこで、Visual Studio から簡単に GitHub Copilot CLI を開く方法を紹介します。
手順
Visual Studio の外部ツール機能を使って、GitHub Copilot CLI をソリューションのフォルダーで起動できるように設定します。
- Visual Studio のメニューから ツール > 外部ツール... を選択します。
- 外部ツール ダイアログが開いたら 追加 ボタンをクリックします。
- 以下の内容を入力します。
-
タイトル:
GitHub Copilot CLI (&H)(任意の名前) -
コマンド:
copilot.exeのフルパス -
初期ディレクトリ:
$(SolutionDir)
-
タイトル:
- OK をクリックして設定を保存します。
copilot.exe のフルパスは、以下のコマンドを実行すると確認できます。コマンドプロンプトの場合は where copilot.exe、PowerShell の場合は where.exe copilot.exe です(PowerShell では where が Where-Object のエイリアスになっているため)。
where copilot.exe
これで ツール メニューに GitHub Copilot CLI が追加されます。ソリューションを開いた状態でこのメニューを選択すると、ソリューションのフォルダーをカレントディレクトリとして GitHub Copilot CLI が起動します。タイトルに (&H) を付けているので、Alt → T → H のキーボード操作だけで起動できます。
$(SolutionDir) は Visual Studio の外部ツールで使用できる変数の一つで、現在開いているソリューションのディレクトリパスに展開されます。他にも $(ProjectDir)(プロジェクトディレクトリ)や $(ItemDir)(現在のファイルのディレクトリ)なども使用できます。
まとめ
この記事の内容で設定をすると、Alt → T → H で GitHub Copilot CLI をソリューションのフォルダーで起動できるようになります。Visual Studio の GitHub Copilot も十分高機能ですが、最新機能をすぐに試したいときや、ソリューションエクスプローラー外のファイルを扱いたいときにはぜひ試してみてください。
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