自宅開発環境構築 ~Minimalインストールは正義!?~
はじめに
今回は開発環境構築を始めたときに起きた事件についてお話ししたいと思います!
以前、環境構築についてお話ししていますので、そちらも併せて見ていただけると幸いです。。
Dynabook RX73 というよわよわPCを開発環境に選んだ私はXubuntuをOSに選定することで、
Windows10時代に比べて数倍も操作環境が良くなったことでウキウキしていました!
ですが、インストールはMinimalインストールを選択しておりまして。。。
それによって私の第一歩目が止まってしまうことになるとは思いもしませんでした。
では、私の身に起きた事件についてお話ししていきたいと思います!
まずはセットアップ!
先ほどもお話しした通り、DynabookにXubuntuをMinimalインストールしたことにより、
CPU / Memory の消費量がWindows10時代と比べて段違いに下がりました!
デフォルトでデスクトップ環境は用意されているし、UIも見やすくて嬉しくなりました!
そこで私はGemini先生に相談しながら下記セットアップを進めようと考えました。。
セットアップ内容
- 日本語入力(IME)のインストール
- xrdpインストール(メインPCからリモートデスクトップするため)
- スリープ防止設定(メインPCからSSHするため)
- Chromium Browserのインストール
- Rust環境セットアップツールのインストール
- VSCodeのインストール
※セットアップ内容については、別の記事で改めて書きます!!
ここで問題発生!
上記のセットアップ内容で進めていけば最低限Rustを触れる環境が出来上がる!
と思い、セットアップを進めていたのですが、そこで問題発生!
問題点
- vi が初期状態
- スリープ防止の設定が効かない
問題① vi が初期状態
私は初めて遭遇したので???となったのですが。。
vi ってファイルの中身を書くのにめちゃくちゃ使うじゃないですか!(nano派の方すみません。。)
で、大体のOSのMinimalインストールだとしても、viは普通に使ってきたんですよ!
CentOSとかAlmaLinuxとかUbuntuとか。。。
なので、もちろん使えると思ってviでファイル操作していたのですが、
画面下部にモード表示がされないんです!
aaa
bbbb
cccccc
ddd
eeeeeeee
"ここら辺にモード(-- INSERT -- 等) が表示されない!"
i を押下したら、-- INSERT -- って表示されると思ったら何も表示されないんです!
さらに、、矢印キーでカーソル合わせようとしたら、こんな感じになりました!
aaa
D
D
C
eeeeeeee
なぞの、大文字ABCDが入ってきたんです!
カーソルろくに動かないし、操作したいファイルの文字列が勝手にABCDで書き換えられて、、、
どうすることもできませんでした。。
※セットアップ中の画像は保存できてないので、、それっぽい状態を作ってます。
問題① 解決方法
どうしたら良いのか分からなくてGemini先生に相談しました!
すると、viが初期状態になっているため期待した動作になっていない。
vimをインストールしてみてほしい。と言われました!
言われたとおりにvimをインストールしてみると、↑の画像のようにモード表示がされて、
カーソル移動も正常にできる状態になりました!
もしこの記事を見ている方で軽量Linuxのセットアップを進めようと考えている方がいたら、
vimインストール(再インストール)を実施してから触ることをお勧めします!!
ちなみにですが、Minimalインストールではなく標準インストールを選んだ場合でも、
viは初期状態になっていたのでセットアップは必要でした!(Xubuntu 24.04)
問題② スリープ防止の設定が効かない
こちらの方が環境構築において1番の問題となりました!
よわよわPCを毎回開いて操作するのは手間だったのでメインPCから
リモートデスクトップ接続をして、VSCodeなどを触る予定でした!
なので、Dynabookちゃんは画面パタンしたまま放置の予定だったのですが。。
Power Managemerからスリープしない設定にしてもダメ!
・Display power management をオフ
・System sleep mode を suspend から変更
(すみません。。logind.confの方でスリープ制御しているので項目ないです。)
Gemini先生から教えてもらった logind.conf でスリープしないようにしてもダメ!
・logind.conf
※HandleLidSwitch 関連設定のコメントアウトを外し、suspend → ignore に変更!
変更後、systemd-logind.service を再起動
という状況に陥りました。。。
問題② 解決方法
いろいろGeminiに相談した結果、MinimalインストールはノートPC特有の
画面を開く/閉じるという動作に対応していない可能性大と言われました。
最終的に標準インストールを試してみるのが早い!という結論に至りました。
セットアップは少し進んでいましたが、今後の運用にかかわる問題となっていたので、
Xubuntuを標準インストールしてみたところ、、スリープしない設定を入れることができました!!
現在は画面パタンした状態で放置して、リモデ操作で触れる状態になっています!
最近暑くなってきているので、、部屋にあったノートPCクーラーを接続しており、
暑さ対策もばっちりな状態になっています!(今のところCPUは40℃以下をキープ!!)
OS選定は重要!
古いDynabookに入れ込むOSを選定するのに、、、
- リソース圧迫しない!
- 動作軽いやつ!
- 繰り返す!リソース圧迫しないやつ!!!!
といった感じでOS探してXubuntuにたどり着いた後、
Minimalなら不要なツール入ってない!!!これ一択!
という考えのもとXubuntu Minimalインストールにしてみた結果が
先ほどまでお話しした内容の通りとなってしまいました。。
ノートPCではなくデスクトップPCへのMinimalインストールであれば、、
今回のようなスリープしない問題は発生しなかったかもしれないですね!
私の手元にはDynabookちゃんしかいなかったので、避けられない状況でした。
おわりに
今回はXubuntu Miminalインストール時に発生した事件についてお話ししました!
Windowsでリソース圧迫にお悩みの方でLinuxを選定する方もいらっしゃると思います。
なるべく軽量の、、、という考えだけで突っ走ると痛い目に遭う可能性もありますので、
OS選定は用途に合ったものを選ぶということに注意してインストールしてみてください!
環境構築についてですが、次は標準インストールによるセットアップについて
詳細な情報を入れつつ記事にしたいと思っています!
もしかしたら、、、Rust開発の方に気が向いてしまって記事にしないかもですが。。笑
もう!すでに!Geminiコーディングパートナーにコーディング内容は決めてもらっているので、
あとはVSCode開いて入れ込んだら試せる状況なんです!
そうなってしまったら、ワクワクが止まらないわけですよっ!!
なので、コーディング先に実施する可能性大ですね!
さっきのは何だったんですかね。。ではまた!
Discussion